※『トーシツ』とは『統合失調症』の略称である。故に、当該患者を『トーシツさん』と敬称してみた。

 

 


僭越ながら、私には大きな夢がある。

 

 

そして同時に、沢山の目標がある。

 

 

私の大きな夢とは、一つは『トーシツさんでも自分の力で生きて行けるようになりたい』。

 

 

もう一つは『トーシツさんでも稼げて幸せな人生を送れることを実証したい』だ。

 

 

統合失調症当事者なら、多分「それは無理に近いんじゃないか?」と言う人が沢山居ると思う。

 

 

自分でも「それは難しいぞ」と尻込みしてしまう程の、超弩級の夢だと思っている。

 

 

何せ頭の中で『統合』の出来ない厄介な病気を抱えていて、その上で『文筆業』で食って行きたいなんていう無謀にも程があるようなことを常々考えているのだから、とんでもない異端児だ。

 

 

トーシツを抱えていると、『二つ以上のものを合併して一つにまとめること(統合)』が出来ない為、文章の組み立てが頭の中で出来ず、例えば小説を書いたりすることがかなり難しい。

 

 

では、トーシツさんの私が何故『文筆家』の仕事をしているか、出来ているか、皆さんは疑問に思うことだろう。

 

 

それは、簡単に言ってしまえば『毎日の執筆の積み重ね』や『良質な環境に居ること』、『病気に対する真摯な姿勢』などが関わっているのだと自分なりに思っている(全てのトーシツさんに当て嵌まる訳ではないが)。

 

 

私は毎日五時間以上は文と向き合っているし、私のことを支えてくれる人達に恵まれ、静かで一人きりになれる時間が多い環境に居ることで執筆作業も捗り、自分が病気だということを理解しながら生活を送っている為、トーシツさんには活動エネルギーの充電が大事なことを解っているので、『疲れ切る前に休む』のは当然のこととして生活している。

 

 

特に『毎日文と向き合う』ことが出来ているのが、『文筆家』をやれている大きな理由なのかもしれない。

 

 

精神障害者だって、同じことを毎日ずっと続けていれば、それなりに成果は出るものなのだと、自分自身驚きつつも実感している。

 

 

「病気だから出来ない」と言って、諦めたくはないのだ。

 


・・・とまあ、話がだんだんと逸れて行っているので軸を戻そう。

 

 

皆さん(トーシツさん)は何か夢を持っているだろうか?

 

 

大きくても小さくても、夢を持つことはトーシツに良い影響をもたらしてくれる。

 

 

私はつい最近までのらりくらり生きていた。

 

 

好きな時間に起きて、好きな時間に食べ、好きな時間に寝る。

 

 

そんなていたらくな生活を二十年以上も続けて来たのだ。

 

 

けれど、もし、いつも自分を支えてくれている周りの人達が突然居なくなったら、どうやって生きて行けばいいんだ??ふと、頭を過ぎったのだ。

 

 

親だっていつまで生きているか判らないし、そんなことを言ったら誰だっていつどうなるかなんて判らない。

 

 

となると、お金も無ければ住む場所も無くなり、果ては生活保護を受けて暮らすか、または病院施設に入って一生をそこで終えるか。

 

 

そんな不安がゴポゴポと湧いて出て来たもんだからもう大変だ。

 

 

そこで私は思った。

 

 

「なら、衣食住がある今の内に、自分でお金を稼げるようになればいいんだ!!」と。

 

 

行動力の化身のような私は、即座に頭をフル回転させ、自分に出来る仕事は何かを模索した。

 

 

結果、趣味でやっていた物書きを仕事にしてみよう!と相成った訳である。

 

 

おかげで私は毎日元気だ。

 

 

好きなことがお金になる。それが生きる原動力になるし、夢を追いかけることもまた、そうなのだ。

 

 

「自分はトーシツさんだから夢を持つ資格なんて無い」と思っているトーシツさんには、是非今一度、夢を持つことの素晴らしさを認識してもらいたい。

 

 

夢と向き合うことで、きっと、人生観が一変することだろう。

 

 


冒頭部で『目標がある』とも書いた。

 

 

『夢』と『目標』は、意味合いがちょっと違う。

 

 

明確な計画性があるものが『目標』で、無いものが『夢』。

 

 

先程『夢』を述べたので、それに関連する今後の『目標』を述べていきたいと思う。

 

 


今現在、ブログを何個も運営したり、小説を書いたり、SNSを活用したりと、文筆作業をいくつもこなしている。

 

 

当然、毎日毎日ぶっ続けで仕事をしていたらぶっ倒れてしまうので、そこは加減しながらやっている。

 

 

なので、毎日記事をあげるのは難しく、ヤキモキしてしまうこともままあるが、それは仕方のないこととして受け入れなければならない。

 

 

 

目標その①:いつでもポジティブで居る!

 

 

そうすればそんなヤキモキは然程起こらないだろう。

 

 

それに、いつもネガティブなことばかり考えていたら、それこそ身の破滅のような気がする。

 

 

いつも明るく、元気で居たいから、私の場合はよくお笑いを観て笑ったり、楽しい会話をすることを心掛けたり、いつも笑顔で居るようにしたり、、、

 

 

何事も努力すれば成るように成るものだ。

 

 

「努力したもん勝ち!!」と言ってもいいだろう。

 

 


目標その②:生活のリズムを崩さない!

 

 

昔、私の生活は昼夜逆転していた。

 

 

そのせいで体も心もボロボロになってしまった。

 

 

最近、一念発起して、やっと重い腰を上げ、努力に努力を重ね生活のリズムを整えたのだが、もしこれがまた崩れてしまったら、また何ヶ月もかけて、しかもとんでもない苦痛に襲われながら整え直さねばならなくなる。

 

 

そうなると仕事どころじゃなくなってしまう。

 

 

それを考えると恐ろし過ぎる。

 

 

なので、夜十時にはお布団に入り、朝七時には起きる。そして昼間は寝ない。このリズムを絶対に崩してはならないのだ。

 

 


目標その③:とにかく様々なものに興味を持つ!

 

 

何故かと言うと、文筆業の場合だけに限らず、どんなお仕事にも『興味を持つ』という行動はお仕事を長く続けていく上で必要不可欠だと思うからだ。

 

 

興味心があるからその物事に対して熱意を持てる。

 

 

そもそも興味が無ければその物事をしようとは思い立たないだろう。

 

 

トーシツさんが興味を持つ、というのには少し難題みが提起される。

 

 

サラリと言ってしまえば、“そういう病気だから”。

 

 

かく言う私も、何かに興味を持つ、という行為は難しい時が多々ある。

 

 

ただ、“食わず嫌い”にはなってほしくないと思う。

 

 

先ずはそのものに触れてみて、それからその有無を決めてもらいたい。

 

 

私は先程も言ったように行動力の化身なので、先ずはやってみる派だ。

 

 

だから趣味を持ちづらいと言われているトーシツを抱えていても、私は多趣味なトーシツさんなのだ。

 

 

多趣味故に、多趣味ブログも運営している。

 

 

ほら、興味を持つ、というのはそういうことでもあるのだ。

 

 


目標その④:一日一日を大切に生きる!

 

 

というのはそのままの意味で。

 

 

私は三十路も半ば。若かりし頃の活発さはもう見る影も無いし、どんどん老いていく自分に嫌気がさす時もあるが、とは言ってもまだまだ若い部類に入る。

 

 

けれど、時とは残酷なもので、一日が終わる流れが本当に早い。

 

 

あとどれくらいの時間、大好きな執筆活動をして行けるか見当はつかない。

 

 

皆さんも、自分のやりたい事、いつ出来なくなるか判らないことだろう。

 

 

だからこそ一日一日を大切に生きてほしいと思う。

 

 


目標その⑤:今年中に仕事を軌道に乗せる!

 

 

最後の目標はこれだ。

 

 

今年も残り半年程になった。

 

 

その間、こなさなければならない案件が山程ある。

 

 

皆さんがもし、フリーランス(例えばブロガーなど)で食って行きたいと考えるのであれば、なおさらせっせと基盤を固めていかなければならないだろう。

 

 

のんびり進めていると、誰かにネタを先越されて使われてしまうかもしれないし、何よりブログやnoteなどの記事は鮮度が大事だ。

 

 

PV数も伸びないだろうし、ファンのあなたへの興味も薄れていってしまうだろう。

 

 

焦りは禁物だが、多少の緊張感を持って行動してほしい。

 

 

それが稼ぐトーシツさんの心得である。

 

 

私は来年中に何としてでも文筆家としての基盤を固める方針で行く。

 

 

トーシツを抱えていても、「そんなの屁でも無い!!」と突っぱねる気で居る。

 

 

たとえ夢が叶わなくても・・・何て弱音は吐きたくない。

 

 

絶対叶える!!と、ブレないようにしたいものである。


 

 

何だか長々と書き連ねてしまったが、私の『今後の目標』が皆さんのお役に少しでも立てば、幸いなことだ。