大好きな推理作家、島田荘司さんの『切り裂きジャック 百年の孤独』が改訂版として文春文庫から再発売されてました。初版は1988年ですから約20年前ですね。ってことで本人曰く、稚拙な文章が目立ったため新装丁で発売する際に、色々改訂されたそうです。
- 島田 荘司
- 切り裂きジャック・百年の孤独
あとがきによると1888年の切り裂くジャック事件から丁度100年という節目を迎えて、編集者から切り裂きジャックに関する話を書いてほしいと頼まれて渋々書いたのが本作らしいのですが、オレはこの本凄く好きです。浪人時代に一度読んだんですけど、意外な動機に興奮したのを鮮明に覚えてますね。ただのスプラッターや愛憎劇に終わらせないのがこの作者のいいところです。
一応推理小説ですけど、普通に物語として面白いと思いますよ。というか、解決部分はなんかさっぱりしてて、(この辺改訂されてないかな?)逆にそこに辿り着くまでの過程が面白かった記憶があります。
ストーリーは1988年のベルリンで、切り裂きジャック事件を髣髴させるかのような連続殺人が発生して、その事件を追っていくうちに100年前の事件に隠された秘密が明らかになっていくっていう感じです。
どうしよう、改訂されたらしいからまた買って読もうかな・・・・(〃∇〃)