おととい観た番組。
NHKです。


500年前、描かれた当時のモナリザの彩色

モナリザの下の層に発見された、
実はいちど完成していた「本当の『モナ・リザ』」

CG再現。
息をのむ美しさでした。

ぼくが、古楽・ルネサンス音楽という
いま「クラシック音楽」と呼ばれる西洋音楽が体系化されはじめる直前の、まさに「黎明期」の音楽に興味を持つようになったきっかけ、
それは、なにを隠そう、レオナルド・ダ・ビンチの人生と作品に強烈に惹かれたことでした。




医療や科学の進んだ現代に生きる私たちよりも
はるかに「死のそばで」生きた、あの時代の人々。

メメント・モリ memento mori

そうささやく声が、
華やかさと儚さのうごめく鮮やかな絵画や
奥ゆかしい音楽から、
聴こえてくるような気がするのです。