引き続き、フランス語の話題。
今回は…そう。

なぜ、ぼくがフランス語を勉強してるのか!!むっ

という、問い合わせ多数の案件(そんなに多くない…身近にいるひとはあんまり知らないもん。英語できる!でカムフラージュされているもよう)。
答えは、簡単に言うと、この書き込みのタイトルです。
でも詳しく説明すると長い…
みなさん、覚悟を!手裏剣

音楽(クラシック)やってると外国語には毎日接するんです。
楽譜に書いてある速度や強弱の指示の説明書き、あれってほとんどイタリア語だったりしてね。

ぼくの場合、学生のときよく聞いてたクラシックの歌の歌詞はぜんぶイタリア語かドイツ語。英語の歌なんて聴かなかった。
それと、クラシックのCDはブックレットのページ数が多くて丁寧な解説がついてるのはいいけど、残念ながらEU輸入盤なんか日本語はおろか英語の解説すらないのもあって(笑)、ワケわかんないドイツ語とフランス語の文章を、英語の知識を頼りに(似てる語彙はけっこうあるから)無理やり読んでた。
そんなことやってるうちにわかるようになったんですよねニコニコ

…なわけないってパンチ!
いや、すこしはわかるようになった。

でもちゃんと勉強もしたんです。
高校生のとき。
だって、ドイツ語はモーツァルトやベートーヴェンの母国語、フランス語はショパンやリストが喋ってた言語。彼らの生きた文化を流れてたコトバだから、彼らの音楽と無関係なはずがない。
彼らの音楽に少しでも近づくために、ドイツ語とフランス語は確かほぼ同時進行で勉強しました本
ドイツ語は、話を聞いてだいたい何の話かわかるていどまでになったんだけど、フランス語はけっきょくよくわからなかったハートブレイク

でも高校卒業するくらいのときにピアノの先生から「フランス留学してみるのもありかもね」て言われて、「フランスかーじゃぁフランス語は必須だ」と、またすこしだけやったんだったっけかな♪(けっきょくフランスには行ってない)

そんなフランス語を、2年くらい前から思い出しながら、新しいことも追加しながら、マイペースで勉強中なんです。

ふぅ、説明おわり。

でもほんとに、音楽と言語って、すごく深くつながってると思うんです。
ふだん話す言語の持つリズムや響き、もちろんそれは出てくるメロディーやリズムに反映されるだろうし、言葉として表現されない「思考」のレベルでも言語はとっても大きな役割を持ってるとかで、そしたらもう考え方から発想から文化から何でも言語しだいということになっちゃう。

もちろん、音楽の本質は言語を超越してるんだけどね音譜


さて、今日の音楽。
やっぱりこの人の音楽を理解し演奏するうえでフランス語の感覚はとっても大きいと思う。

ドビュッシー:《亜麻色の髪の乙女》ハープver.