真山仁さんのハゲタカシリーズ

 ※ネタバレ注意⚠️

 

 

未曾有の大震災から起こった原子力発電所の事故


その1年ほど前に電力会社を買収しようとしていた鷲津


けれどそれを財界総理と呼ばれる大物に阻止されてしまう


鷲津にしては珍しく、退却を余儀なくされます


鷲津ファンなら誰でも復讐劇が見たくなる展開


財界や政治家の思惑や権力争い、震災パニック時のトップの判断など、リアルそのものでした


フィクションとなってはいますが、当時の様子や出来事になぞらえていて、日本人なら忘れられない記憶が蘇ってきます


鷲津政彦の不屈の精神と、彼ならではの誠実さ


冷静さの中にある人間味


全くレベルは違いますが、本日歳を重ね、鷲津のような精神を私も何処かで持っていられるよう、自分の心と頭を強く優しく賢く育てていきたいと改めて思いました


真山仁さんの小説は人物描写がとても繊細でリアルで、色々な人の立場や人生をほんのちょこっと擬似体験できてしまうのも魅力の1つ


予期せぬ寝たきり生活になってしまったため、ハゲタカシリーズに度々登場する松平貴子が主役のスピンオフ小説 

 

 こちらの上巻がきょう届きました🎵


ネットの口コミでも、ハゲタカシリーズを読んだことのない人でも充分楽しめると書いてありましたよ😉


ハゲタカシリーズにはないハードボイルドな要素も含まれているとのこと


ハゲタカシリーズのスピンオフは他にも 

 ↑こちらも読んだことがあります


【スパイラル】は、ハゲタカシリーズに登場する主要人物、ターンアラウンドマネージャー(企業再生専門家)の芝野健夫が主人公


芝野の実直な人柄通りに町工場を懸命に立て直すストーリーなので正直地味なんですね


鷲津も1シーンしか出てこないですし


ただ【ハゲタカ2.5 ハーディー】は評判では非常にエキサイティングなようなので楽しみにしています


ベッドの中から、エキサイティングな経験をしてきます☀️