読み終わりました本

本ていいな、と思いましたWハート

著者の曽野綾子さんは現在82歳だそうです

その年齢の方のお話を深く聞く機会は、私にはまずありません

初めは年齢のギャップもあってか、日本語が凄く周りくどいように感じたり、【ちょっと思い込みが激しいのではないかな】【頑固なように感じるな】と思ったところがありました

しかし、読み進めていくうちに、曽野綾子さんの真意が段々と伝わってくるようになったのです

同じ年代の人同士でも、その人が物事をどう捉えるか、何故そのように考えるのかを時間をかけて話を聞くことなど、ない人がほとんどでしょう

でも読書ならそれが叶います

感銘を受けた文章を幾つかtwitterにあげさせて頂きましたが、こちらでもご紹介させて下さい


1つは常識について


《常識というものは、常に相手の存在を意識するところにある》




人によって常識が違っていたりしますよね
でもそれじゃあそもそも常識ではないのでは?という疑問が私の中にはありました

『それって、常識でしょ!』
と、非常識の人を避難している人を見ますが、当の本人にとってはそれが常識ではなかったり…

どっちが正しいのか分からなくなることがあるんです

世の中は全てが正しいか間違っているかではくくれないものなのでしょうが、それでもそういった時の判断の基準がなんとなく欲しかったのです


つまり、それが常識かどうかを判断する時、【相手や周りを慮っての行動なのか】を考えれば、自ずと答えが出てくる、ということではないでしょうか

例えば、遅刻

これは一般的に悪いことですよね

理由によりけりですが、遅刻を迷惑行為だと認識していないことは、やはり常識外れだと言わざるおえません

何故なら、周りを慮っての行動ではないからです

【大切なお互いの時間を無駄にしない、という最低限の思いやり】

【時間を共にしてくれる相手や周りへの尊敬や感謝】


それらの念が抜け落ちているからです

10代~20代までに、遅刻なりの自分中心の行動で迷惑をかけ、信用や友人を失い、私も気付きました



この常識についての文章は、自分が物事を判断する時にぜひとも頭に入れておきたい言葉です



人生を精一杯生きていくうえでは悩みもあるでしょうけど愉快な時もあるものです

楽ばかりな人生など何処にもなく、苦ばかりの人生もまた何処にもない



以下、本からの抜粋です(曽野綾子様、勝手に編集してしまい、申し訳ありません)


【大切なのは楽しいお茶を飲むことだ。

お茶を入れて、すべての些細な対立は、強靭な大人の心で流してしまえるかどうかなのだ







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