昨日の朝だったか、今朝だったか…(最近記憶力がおかしいんですね、特に時系列の)

フジテレビの朝の情報番組『とくダネ!』のエンディングで小倉さんがある疑問を口にしていましたテレビ

天達予報士が天気コーナーで『土曜日は東京都心でも激しい雨となった。しかし水源地付近にはあまり雨は降らず、貯水率は少ししか上がっていない』という内容を伝えていました

それを受けてスタジオの小倉さんが
『あのさぁ、じゃあなんで雨が多い所にダムを作らないわけ?』
『平年の降水量って分かっているんでしょ。だったら降水量が多い所にダムを造ればいいんじゃないの?』
と。

そのままエンディングへ…




この疑問、勝手に答えてみますリラックマ


確かに先週の土曜日の夜は関東南部を中心に激しい雨が降りました雨雷雨雷

隅田川の花火大会が途中で中止になったほどです打ち上げ花火

ただ、幾ら関東南部に雨が降っても、関東北部、もっと言えば群馬県北部の水源地付近に雨雲がかかってくれないと貯水率はなかなか復活しません

関東南部にも多摩川水系や荒川水系、相模川水系などのダムはあります(あるんですよ、小倉さん)

けれど1番の水源は利根川水系、その中でも最も大きいのが矢木沢ダムです

このように北西から雨雲が来ると水源地に雨が降ります

北西からやって来る雲のメインは、冬の雪雲です雪

↑こちらは矢木沢ダムの月別貯水量の平年値

4月5月には大量の雪解け水がダムへと流れ込みます
これはこの時期に降る雨の量を上回りますアップ

↑山からの雪解け水を受け止め、せき止めておくためにダムはこうした山合(やまあい)に造られます

群馬県北部にダムを造ることは地形的にとても利にかなっているのですポイント

さてさて、先程の矢木沢ダムの月別貯水量をもう一度見て下さい

梅雨が終わってからの8月9月は通常でも貯水量が減る時期なんですね

今年は特に梅雨の雨が少なめでしたので貯水率が下がっていますダウン



水は大切に使うようにしましょうニコ波




このブログ、小倉さんは見ないだろうけど勝手に答えてみました


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