訳あって読書を封印してました。

この1年近く。

昨日から再開しましてニコニコ

今読んでいる本本です。

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私ね、小説は、まぁまず読み返さないんです。

面白い!と思ったものでも相当時間が経っていて、「だいぶ忘れてしまったな」という時以外は。

小説ならやはり最初に読んだ時のインパクトや感覚が大事だと思うから。

でもそれ以外の、エッセイ、自己啓発本、心理本、ノンフィクションなどは何回も読み返すの。

気に入ったものは特にね。

一度じゃ頭に入ってこないものも、何度も読み返すうちに「こういう事だったのね…」と理解できる事もありますからね。

さて、話は今読んでいる新渡戸稲造の「武士道」に戻ります。

この本は前に気になって買っておいたもの。

まだ途中だけど、何度か読むつもり。

現代語訳してあって、だいぶ読みやすくはなってるんだけど、私の知識じゃ足りない事が多々出てきてるから、まず1度目は流し読み。

これね、いいですよグッド!

何故かと言いますと…

色んな本にも書いてあるし、昔からのことわざや宗教、偉い人や崇高な人が言ってるわけですよ。

「強く」

「優しく」

「人を許し」

「謙虚に」

「人の気持ちを理解し」
                              そう生きた方が結局は幸せだ、得(徳)をする、と。



そんな事知ってます。

私だってそう生きたいですよ。

でも失敗するんです、未熟な人間ですから…

「強くなろう!」と思ったはずがただ「冷酷な奴」になっていたり…

「優しくしよう!」と考えて行動したつもりが「ことなかれ主義」になっていたり…

そんな時は反省もしますけど、

「まぁ、全ての理想事をきちんと貫き、行動できるのは、ガンジーやマザー・テレサやダライ・ラマみたいな人達くらいよねガーン

と、頭とハートが伴わない自分を責め過ぎないようにそれで落ち着かせちゃってます。

この「武士道」にはですね、昔日本にたくさんいた武士という人達の理想を通す生き方とその大事さや意義が書かれているんです。

「武士は食わねど高楊枝」

これね、ただの見栄やプライドのためだけじゃないんです。

◆自分の地位に対して背負う責任

とか

◆本当の勇気

とか

◆本当の知識とは、行動も伴うもの

とか…

「こうあるといいですよ」というよりも「こうあるべき!」という事が語られているんですな。

また最後まで読んだら感想載せますがなかなか読みがいがある本でオススメです。

ドッグイヤーしたくなるとこ満載よグー


少しだけ抜粋しますと


《死に値しないもののために死ぬことは「犬死(いぬじに)」である》


「戦場に飛び込み、討ち死にするのはいともたやすきことにて、身分の賤しき者にもできる。生きるべきときは生き、死ぬべきときにのみ死ぬことこそ、真の勇気である」by 水戸光國


「勇気とは、恐るべきものと恐れるべきでないものを識別すること」by プラトン


などなど…

難しいくだりもありますが今夜もじっくり読んでみるつもり。

バスタブでゆっくりお湯につかりながらね温泉