転校生の彼に一目惚れした私。
当時手に入れたばかりの携帯で、毎日たわいもないメールを重ね、特に告白もなく付き合うことに…
同じクラス、となりの席。
帰りは一緒に帰り、公園で過ごす。
そんな純粋なお付き合いが続いたのです。
彼はもともとやんちゃなタイプの男の子。
少し茶色い髪と、かすかな煙草の匂い…
高校には入学したものの、1年で退学。
その後家庭の事情で地元を離れました。
板金塗装・引越しといったバイトをしながら、私が高校3年生になる年に定時制高校に再び入学。
そんな危なっかしく、遠まわりな彼でしたが、私のことは大事にしてくれていました。
髪型や服装を可愛いと褒めてくれたり、連絡はまめにしてくれる彼。
でも、私が短大に進学したことで、外の世界を知っていくうちに彼の存在が重荷となり…
自分の勝手で別れを告げることになりました。
私の青春時代には、いつも彼がいた。
5年という時間を一緒に過ごしてくれたことを感謝します。
彼とは、成人式で顔を合わせて以来、会っていません。
身勝手な思いだけど、幸せになってほしいです。
