先日、会社帰りに、高島屋大阪店で開催中の『出版160周年記念 不思議の国のアリス展』に行ってきました。
160周年って、中途半端やなぁって思いながら。


展示は、「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」の挿絵がメイン。


当初のサー・ジョン・テニエルの挿絵の再プリント版画、そしてそれに彩色されたリトルフォークスエディションのカラー原画(1903年出版)、1990年代にディス・ウォリス氏が彩色した原画などが並んで展示されてました。



こんな風に、見比べられるのが良いですね。


当初のモノクロの挿絵。


そして、リトルフォークスエディションの彩色された挿絵。


そして、こちらがディス・ウォリス氏が彩色したもの。


私はモノクロのサー・ジョン・テニエルのものが一番好きかな。
カラー版もリトルフォークスエディションの方が、元の線画が活かされて、そして、ちょっと暗い色彩で良かった。

そして、何枚か、ルイス・キャロルの手書きの挿絵も。

でも、ちょっと笑っちゃう。

これ、どう見てもアリスが良い年した女性にしか見えへん。


そして、このミイラみたいな物体、何かわかりますか?


青虫です。

プロが描くと、こうなります。


去年、原作を読み直したところだから、それぞれの挿絵もどのシーンかすぐに思い出せました。




私が持ってる本も、サー・ジョン・テニエルの挿絵のだし。


後半の「鏡の国のアリス」も読んだことがあるけど、どんな話だったか思い出せなかった。

ただ、ハンプティ・ダンプティだけは、覚えてたんですが。


けど、私が記憶に残ってるのと、えらい違うんです。

ちょっと怖いよ。


今回は、駆け足で見たから、もう一度、ゆっくりと見に行くつもりです。