カリフォルニアポピー、またはハナビシソウは、春から初夏にかけて開花する一年草で、寒さには強いが高温多湿は苦手とされています。日当たりの良い場所を好み、水はけの良い土壌が適しています。種まきは、発芽適温が15~20℃の時期に行い、嫌光性種子のため、種をまいたら必ず覆土をします。水やりは、地植えの場合は降雨に任せ、鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えますが、過湿には注意が必要です。肥料はやせ地でも育つため過剰には不要で、腐葉土をすき込む程度で十分です。病害虫は少ないですが、立ち枯れ病に注意し、水のやり過ぎを避けることが予防につながります。花が終わった後は花がらを摘むことで開花期間が延び、美しい花を長く楽しむことができます。