こうしていたならば、自分の人生はもっとうまくいっていたかも知れないと思って、過去を振り返って後悔したり自分を責めたりすることは、間違いです。



    何故なら、自分がこの世界に出て来る前に決めていた人生のシナリオには少しの間違いもないからです。




    では、自分の人生を後悔したり、自分を責めたりしているのはなぜなのでしょうか?



    それは、自分の過去世や人類意識の常識という情報が収められている潜在意識に自分の人生の主導権を渡してしまっているからであり、唯一完璧な喜びと幸福の源である宇宙意識による直感が自分に降りて来ていないからです。




     物質的世界観という本末転倒している偽物の情報が自分を幸福にする最高の世界観だと勘違いすることによって、霊的世界観という唯一の宇宙原理を蔑ろにすることが自分の本来の力と能力に制限を掛けていたということに気づくことによって、自分の顕在意識と潜在意識を眠らせてしまうことであり、今ここ、この瞬間にのみ湧き出て来る宇宙意識からの直感によってのみ生きることを選ぶならば、自分の頭の考えを遥かに超えている自分の本来の人生のシナリオを生きることができるようになるでしょう。



    そのためには、今ここ、この瞬間の自分を全面的に受け入れ許容し、全肯定することです。



    つまり、これでいいのだと自分を全面的に肯定することであり、今ここ、この瞬間、自分は最高のシナリオを生きていることを喜ぶことです。



   その上で今ここ、この瞬間にも既に存在しているパラレルリアリティーにいる自分こそが本当の自分なのだと確信し、その自分に成りきってしまうことです。



    欠乏や不足の反動から来る偽物の願望ではなく、そうであることが喜びであり楽しいからという理由による願望を持っているならば、プロセスとゴールについてあれこれ思い惑うことは有り得ないでしょう。



    今までに自分に起こったことは、全て自分の人生の最高のシナリオを確立させるために必要だからこそ必然的に起こったことであり、全て良かったのだと肯定し、自分が人生の勝利者であることを確信して喜ぶことです。



    潜在意識からの情報は、低次元の亜空間、パラレルリアリティーから来る偽物の情報だということを知って、それには乗らないようにすることです。



    その情報が潜在意識から来ているものか、それとも宇宙意識から来ているものかを見分ける基準は、複雑怪奇な頭で考えなければならない情報なのか、それとも、頭で少しも考えることなく、その情報を受け取った瞬間に魂が喜ぶような単純素朴な情報なのかということで判断することができるでしょう。




  自分の人生には少しも間違いはなかったということを確信し、大いに喜ぶことです。






     最後まで読んで頂きまして、まことにありがとうございました。