何か自分の願望が実現することは、自分が其処に向かって行くことだという錯覚がありますが、それはとんでもない間違いです。



   この世界の常識ではそうかも知れませんが、実際はそうすればするほど、自分の波動が下がるだけであり、願望の実現という目的を達成することもできないのです。


   願望が実現するということは、目に見える世界で起こる前に、見えない波動の領域で起こっていることだけが具体化されるということですから、自分の波動を上げることだけに専念していれば良いということです。



    そのためには、自分の注意を望まないことに向けるのではなく、望んでいることだけに向けることです。



    目的地に到達するにはとても時間が掛かるように思われるけれども、それは錯覚であり、自分が願望を抱いた瞬間に既にその目的地には到達しているのです。



    そして、どのようなプロセスを経てからそうなったのかということは全て後付けに過ぎないということです。



    ただ、潜在意識という今までの惰性と習慣で無意識に行動させる偽物の衝動がありますので、意識的意図的に言葉などによって方向付けてあげることをし続けることが必要なのです。



   それをするための最も簡単な方法は、アファメーションを絶えず唱えるか、聴くかすることだと確信しているのです。



    自分はできるのだと自分を励ますことは、それ自体が既に手遅れだということに気づくことです。 



   何故なら、まだそうなっていない自分がいることが前提になっているからです。



    既にそうなっている自分がいることだけに注意を向け続けることによって、自分の波動を上げれば上げるほど、自動的に望んでいる波動のパラレルリアリティーにシフトすることが自然に達成されるでしょう。



   常に、唯一の勝利者の印である8の字の形(省略形)を念頭に置くことによって、結果として映し出されている幻想に翻弄され、振り回されることがないようにすることです。










    最後まで読んで頂きまして、まことにありがとうございました。