どんな小さな花にも、全宇宙の完璧な叡智が表現されています。

 この写真は、自分が撮ったものです。












  何かに注意を向け続けることは、それ以外のものが意識されないということであり、物事の本質を見抜けない状態に自分を置いてしまうことになります。




   例えば、何か相手があるようなスポーツをしているときに、その相手しか見えないならば、確実にその相手に負けてしまうことになるでしょう。



   何故なら、相手しか見えないということは、それ自体が既に自分自身を個人的自我という小さな存在に縮小していることになるからであり、自分の背後に厳然として実在している、自分を生かしているソース(源)のスピリットのことを忘れていることになるからです。




  したがって、どんなときでも、部分を見るときには、その背後に在る全体を心の目で観るようにすることであり、その部分だけに囚われないようにすることが、自分の意識を自由にさせ、本来持っている実力を発揮することができるようにしてくれるのです。



 そんなことを言っても、部分と全体を同時に観ることなど不可能ではないかと思われるかも知れませんが、大脳ではなく松果体を、左脳ではなく右脳を、思考ではなく気づきと本能と直感を訓練することによって、何ものかに囚われて片寄っている思考をニュートラルなバランスの中心に戻すことができるのです。




   特に、朝の太陽を見ながら、ありがとうございます、嬉しいです、と唱えることが松果体を活性化してくれるでしょう。




   部分だけを捉えるのではなく、同時に全体を捉えることができればできるほど、心は本来の自由を取り戻し、本来の力を発揮してくれるでしょう。



   何故なら、顕在意識よりも、潜在意識のほうが時間空間を遥かに超えている宇宙の情報を一瞬に捉えることができるからであり、頭の計算では追い付かないようなことでも、完璧にこなしてくれるからです。



   分析や判断や比較をしているうちに、先手を取られないようにするためには、こちらが先にこの世界の常識である時間空間という制限制約限定限界束縛を遥かに超えている今ここ、この瞬間という時間空間のない永遠無限のニュートラルなバランスの中心に立つことです。



   つまり、唯一の実在と、この幻想世界を結び纏めている今ここという宇宙の中心に立つことが絶対不敗のパラレルリアリティーにいることであり、それを覆すことは誰にもできないのです。



    緊張して収縮するサバイバルモード、抵抗モードは本来の自由と力を奪い、自分を敗北させるだけですが、リラックスして拡大し続けているリアクションモード、受け取りモードは偶然の勝利ではなく必然的な勝利を与えてくれるでしょう。


    時間と空間の在り方をも変えてしまうことができる全知全能のスピリットの力を確信し、力を抜いてリラックスし、楽しく良い気分でいること、深刻になるのではなく、呑気になることが道だということを忘れないことです。



   マクロの中にミクロを観ることであり、ミクロの中にマクロを観ることを訓練することが、あなたを想定外の勝利に導いてくれるでしょう。




  





    最後まで読んで頂きまして、まことにありがとうございました。