
ベランダから突入する警察官(視聴者撮影)
22日ごろから1週間ほどの間、交際中の30代の女性の札幌市の住宅で、女性の腕を殴るなどし、けがをさせたとして、25歳の男が逮捕されました。男は任意同行に応じなかったため、警察は、ベランダから突入し、取り押さえました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、住所と職業不詳の25歳の男です。 この男は22日ごろから1週間ほどの間、交際中の30代の女性が住む札幌市中央区のマンションで、女性の腕を殴ったり、蹴ったりし、打撲などのけがをさせた疑いが持たれています。
警察は、発覚の経緯を明らかにしないとしていますが、29日夜、女性のマンションを訪れ、男に任意同行を求めました。 しかし、男が頑なに拒否したため、ベランダから突入して取り押さえ、その後、容疑が固まったとして逮捕しました。 現場は、マンションや店舗などが建ち並ぶエリアで、警察は、男が逃走し、周辺住人などが巻き込まれる恐れもあるとして、規制線を張るなどしたため、付近は一時、緊迫、騒然としました。
取り調べに対して住所と職業不詳の25歳の男は「話しません」と一言だけ話し、黙秘しています。 この男をめぐるトラブルなどの取り扱い歴はありませんが、警察は、暴力行為をくり返していた可能性も視野に、引き続き調べをすすめています。
北海道放送2023年3月30日閲覧