走行中の電車の中で喫煙を注意した男子高校生に暴行を加えたとして傷害などの罪に問われた男に対し、宇都宮地裁・栃木支部は、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

宇都宮市のホストクラブ元従業員 宮本一馬被告は、今年1月、走行中のJR宇都宮線の車内で、宮本被告の喫煙を注意した男子高校生に暴行を加え顔の骨を折る大けがをさせたなどとして傷害と強要などの罪に問われています。

きょう宇都宮地裁栃木支部で開かれた判決公判に、宮本被告は黒のTシャツとジーンズ姿で出廷しました。

宇都宮地裁栃木支部はきょうの判決で、「5分間にわたって抵抗する意思のない被害者に執拗な暴行を加えた。酌量の余地は無く、悪質」などと指摘。

懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

TBSテレビ2022年7月19日閲覧