
2019年1月16日夜、小学校低学年の長男(10歳未満)の顔や首を平手で殴るなどしたとして、北海道札幌市厚別区の会社員の女(30)が17日、暴行の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、自宅近くで信号待ちをしていた車の運転手に「虐待されました。交番に連れて行ってください」と泣きながら長男が助けを求めたことで事件が発覚しました。顔や首には殴られたあとがあり、今は児童相談所で保護されています。
調べに対し女は「殴ったことは間違いありません」と容疑を認めています。女はドメスティックバイオレンス(DV)の被害者。一人っ子の長男を連れ、夫から逃れ、ひとりで育てていました。
警察は日常的な暴力がなかったかなど、詳しく調べることにしています。
UHB北海道文化放送2050年1月17日回覧
DV被害者が、怒りの矛先を自分の子供に向けられることは珍しい話ではない。
ようは、DV加害者も被害者もトラウマを精神科に行って治療しなければおさまらない。
これの治療をしないと暴力の連鎖をたちきることはできない。
被害者も加害者側になることがあるということである。
すべてにおいて加害者や被害者が悪いわけでなく「共依存」の概念をたちきる治療をしない限り暴力は暴力として、新たに暴力を生まれてくるのである。
これを暴力の連鎖と言う。暴力の連鎖はトラウマという言葉になりどこかで、精神的な治療をしなければ永遠にDVという暴力は消えないのである。