ゴールドラッシュのときに儲けたのは、金を掘っていた人ではなく、ショベルやテントを売っていた人だった
一攫千金を夢見て金堀りに精を出すのはいいが、ショベルやテントを買って散財してしまっては元も子もない。
ショベル売りやテント売り、果てはショベル製造者やテント製造者の懐を肥やしていることを知らない愚か者は、いつの時代にもいるものだ。
この地上で起きることはすべて、天地自然の理に拠っている。
生と死はもとより、あらゆる自然現象がそうであるように、ビジネスの世界や経済の動きもそれに違わない。
ブラック・プレジデントを見ていて思ったこと。
ゴールドラッシュで一番もうけたものはシャベル売り である。
実に面白い格言であり見習うべきことだと思った。
この理論はよく分かる。ゴールドラッシュで金山を堀当てるロマンも少しはわかる気がする。
でも、シャベルやバケツを売ってお金をもうけるというのも現実的であり、人間ほどほどにいきるのが、一番幸せなのかな。