DV被害、最多7万7千件 30代が3割、男性被害も増

3/28(木) 10:21
"DV被害とストーカー被害の推移"

 警察が昨年1年間に把握した配偶者などパートナーに対する暴力(DV)の被害は、前年より5027件(6・9%)多い7万7482件に上り、15年連続の増加となった。DV防止法が施行された2001年から統計をとり始めて以降最多だ。ストーカー被害は6年連続で2万件を超えた。警察庁が28日発表した。

 DV被害者は79・4%が女性。男性も年々増え、1万5964件と5年間で2・6倍になった。年代別では30代28・2%、40代24・1%、20代23・4%の順に多い。加害者は配偶者や元配偶者が76・1%を占めた。

 事件として摘発したのは、前年より666件多い9088件で過去最多。容疑別では暴行5233件、傷害2958件、凶器を示すなど暴力行為等処罰法違反252件、脅迫110件、殺人未遂109件など。殺人は、青森県三沢市で昨年8月、元妻をナイフで殺害したとされる事件と兵庫県姫路市で昨年2月、同居する女性に可燃性の液体をかけて焼死させたとされる事件の2件だった。


朝日新聞3月28日

DVの被害者が女性とされてきたが現実の統計を見ると男性も被害者になる確率が増え来ている。

被害者が逃げ込むシェルターもほとんどが女性被害者の保護を主体とされている現代社会のDV防止法は、

男性被害者に対する支援を明記をされていないこのような現実をどのように受け止めるかによって、更なる充実した行政機関の働きかけが必要となってきている事を、

日本国の国民は、被害者、加害者と共に、共依存という精神的な病である事を理解し、行動を行政機関に訴える時がやって来たのだと理解すべきではなかろうか。