桑の木が菌核病という病気になり実が白く腐ってしまう状況になりました。菌核病は糸状菌(カビ)の一種である菌類が寄生することによる植物の病害です。病原となる菌核は宿主の植物から地面に落ち、土壌中で越冬します。土壌中では、菌核は2~3年生き延びるといわれます。やがて適温(15~20℃)で適度な湿度になる春や秋に発芽し、子のう盤を形成して胞子を作ります。薬剤は効きにくいので大きく伐採し土壌消毒をすることにしました。酢と焼酎をかけシートで覆いました(中が高温になり殺菌)。

桑の実は僅かに採れただけです。次に収穫できるのはたぶん2年後です。

葉は採り洗ってから天日干しし乾燥させました。これで1年分の茶葉は確保です。葉は来年は採れるでしょう。