料理映画のブラックホークダウン | ゲームと料理と趣味の話

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映画好きっていうとはばかれるほどこの2年で
まったく見なくなってしまいましたが、
昔はアホみたいに見てたので、好きなんですね。

と、いうことで料理映画レビューカテゴリを。
今回は残念ながらDVD新規プレスはなく、
ほぼ廃盤状態の「ディナーラッシュ」。

ディナーラッシュ [DVD]/ダニー・アイエロ,エドアルド・バレリーニ,カーク・アセヴェド

¥1,980
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『あらすじ』(アマゾンページより参考・改訂)
ニューヨークにあるイタリア料理レストラン
「ジジーノ」を舞台に繰り広げられる群像劇。

ひそかに賭けの胴元を務めている
「ジジーノ」のオーナー、
ルイ(ダニー・アイエロ)。
最近ギャングとの衝突が頻発しており、
相棒達と顔を突き合わせて悩んでいたが、
そのうちの1人が殺される事件が発生。
その晩の物語である。

ルイの息子でもある野心的シェフ長のウードは、
店をトレンドな創作系レストランに変えてしまい、
「料理は伝統」という父親と対立。

そのウードにはアシスタントのシェフ、
ダンカンという腕が立つコックの相棒がいるが、
無類のギャンブル好きで借金の山に追われている。

その他も個性豊かな面々が集結し、
今夜も繁盛する店「ジジーノ」に、
クィーンズ地区で幅をきかせる
ギャングのブラック&ブルーが乗り込んできた…。



『レビュー』
ディナーラッシュは
料理映画の
ブラックホークダウンである。


ブラックホークダウンという映画をご存知でしょうか。
ソマリア紛争における
アメリカの軍事介入作戦で、
米軍ヘリ・ブラックホークが
作戦途中で墜落。
30分で完了予定の特殊作戦で
想定外の被害により、
米兵・米国の威信を喪うという
事実をベースにした戦場映画です。

このブラックホークダウン。
普通の人が見ても
何にも面白くない。


普通の人とはつまり、
映画に感動とか主義・主張だとか、
人間の成長だとか、精神の尊重だとか
そういう「見たらためになる」ものがないと
映画とは認めない。
それ以外の映画は
おもしろくない!!
言いたい事が分からない、
そんな映画はクソ映画だ!!
そういう人たちの事です。

反して、

「硝煙臭い立つシーンに
 俺のパイソンもいきりたつ」
「薬莢が飛び交う場面で
 俺の脳汁も大噴出」
「ガタガタ言うな!
 引き金を引け!!」

というどっかの軍曹か大佐のような人とか、
キーボードをクラッシュさせてしまうFPSプレイヤーだとか、
撃った事もないのに銃の性能に詳しいオタクだとか、

そんな人たちからは
絶賛、絶賛、大絶賛。

それがブラックホークダウン。

前置きがほんとに長くなりましたが、
何が言いたいかというと、
この映画で人生について何か考えるような
そんなもんはありません。
(ないとは言えないけど、薄い、少ない)

この映画の楽しみは
それなりのお値段を取る超繁盛店の
厨房のカオスっぷりと
店内の賑わいっぷりと
そこに登場する人物達の
ちょっとした背景だとか性格とかを絡めて
臨場感を楽しむ映画です。

ゆえにブラックホークダウン。
BHDはその戦闘描写の圧倒的なリアル感で
その筋の人たちから評価されました。
ディナーラッシュも

開店前(プロローグ)

仕込み(嵐の前の静けさ)

営業中(カオス)

営業終了(エンドロール)

レストランを取り巻く
1日の営業の臨場感、
厨房のカオスな騒がしさと
対照的な客席の賑わい。
この営業の流れを
シャレオツな映像と音楽で
楽しむものです。
そこにちょっとした事件、
相棒の死、ギャング登場、
親子の対立、男女の感情、
等をスパイスに味付けしています。

サスペンスと紹介されてますが、
あるポイントだけがそれになっており、
映画の紹介の仕方が難しかったので
(興行的なところだと思われ)
多分、サスペンスと言わざるを得なかったでしょうが、
正しいとは言えないでしょう。

あと、この映画の
日本語版予告編を作った
制作者は個人的に
歴史上最低の予告編制作者の1人
と言ってもいい!!

その理由は本編を見た後、
収録されている予告編をみれば分かります。
重大なネタバレがあります。
これだけは守って欲しい。
本編の前に予告編は見るな。

興味のある方はお近くのレンタルビデオ店にて。

画質は悪いですが本国版の予告編。


こちらは独語版(純粋吹き替え:画質良)


ディナーラッシュ
2002年日本公開
お薦め評価(5つ星):☆☆☆☆