哲学などなど その5
世界的 大ベストセラー、ユバル・ハラリの サピエンス全史 を読んでいるのですが、興味深い事が書いてあります。
なぜ米国で黒人は奴隷となったか。
そのもっとも大きな理由として、熱帯の気候に適応していたことを挙げている。
アメリカ大陸の熱帯地方でマラリアや黄熱病により多くのヨーロッパ人が命を落とす中、黒人は遺伝的免疫を獲得していたため、奴隷に適していたと著者は述べています。
ではコロナはどうでしょうか。
アジア地域での死亡率が低いのは、歴史的に似たコロナに適応していたことが、ファクターx として働いているのではないでしょうか。
偶然にも白人の警官による暴力が問題となり、感染症への免疫が差別を招くという、皮肉な要因があったようです。