日本の空 | xyavのくしゃくしゃブログ

日本の空

もし他人の家に無断で土足で上がってくる人がいれば叱られます。


じゃ屋根の上の空間なら?


例えばドローンが家の上を飛べば気持ちのいいものでなく、はるか上空でないなら危険を感じます。


トランプは日米安保は不公平だと苦情を言っていますが、それなら日本の空を返してもらいましょう。


主権国家だ、というなら空を管理するのは領土を管理する、領海を守る、のと全く同じです。


たとえば今もそうなのでしょうか、沖縄を発着する航空機は超低空、これは非常に危険なのですが、島や海がよく見えるようなすれすれを飛びます。


何も観光サービスで景色を見せているのでなく、沖縄の空域はすべて米軍のもの、管制も米軍がずっと行っていました。


航空機は飛行中より離着陸が遥かに危険で、トラブルがあれば体勢を立て直さなければならないのですから、必要な高度を保たなくてはなりません。


勿論飛行中の高度も屋根の真上、数100m、なんて事なら危なく、最低でも1000m以上、普通は1万mほどでしょうし、ヘリですら500mほど以上です。


ところが沖縄は300m以上は進入禁止、米軍専用になっていて、危険の極致です。


管制は返還されても、米国の常駐連絡員による監視を受け続けています。


岩国ラプコンも日本海まで、横田ラプコンもほぼ日本海に近い新潟上空までと言う非常に広大な空域を進入禁止にしていて、すべての航空機は迂回させられます。


空を使うなら使用料を支払う交渉をして契約を結ぶ、これでも公平とはとても言えないと思うのですが、全くの無断、契約すら何もないのです。