陸海空のその先へ

陸海空がこれまで軍事部隊の分野だったと思うのですが、最近はサイバー軍などと言うものも言われるようです。

ミサイルを撃ち込むより、サイバー空間を攻撃すれば反撃を受けにくいというようなこともあるでしょう。

そして宇宙軍。

宇宙から地上の細部を覗き見できるようになってきて、という事はピンポイントで例えば大統領を監視するなどという事も可能なはずで、またはミサイル基地や或いは敵が行うそれら衛星を破壊すれば優位に立てますからその攻撃に備える、反撃を準備する、と言う風になっていきます。

日本はきぼうという実験棟を運用してきましたが、この国際宇宙ステーションは２０２４年以降は民営に移行する予定です。

ＧＡＦＡ　－　グーグル、アップル　ＦＢ　アマゾンがデジタル世界の占有率を高め、同じように宇宙も民営化して突出した企業が独占し、陸海空に続くこの二つの最先端軍事空間で優位に立てば他国は太刀打ちできません。

ネットも宇宙も商業利用が進みますが、実はその陰で軍事的重要性が増大している事を認知してやはり開発が進む前に国際ルールを構築しなければならないと感じます。

圧倒的独占体制を築けばどうなるか。

それは疑心暗鬼です。

何か脅かすものがないかとあらぬ危惧をしますので独占を強化しようとして支配を強め、すると排除される側は反発せざるを得ない状況に追い込まれていきますから、独占こそが軋轢の原因になります。

独占を許さない体制が必要な気がします。