象徴の務め 3 | xyavのくしゃくしゃブログ

象徴の務め 3

時代は変わり国民が権力を持っている。


明治の終わりごろから昭和の初めごろまで、象徴の役割は減り権力の立場が増したけれどもうまくいきませんでした。


時間にして3~40年ほどでしょうか。


いまは元に戻って相変わらず天皇は象徴です。


権力者たる国民は、いま、象徴としての天皇にメスを入れようとしている。


うまくいくんだ、と言う意見は幕府による泰平の盤石化と同じ動機であって2~300年は成功したように見えるかも知れない。


しかし権力者による乗っ取りは法度です。


ヒトの生涯は長くて100年。


国は1000年、2000年。


1000年の単位で考えれば判断、そして実行は不可能だと思う。


象徴として一番いい、はずが、一番よくない結果を招きかねない。


象徴だからこそ、そこは権力が権力を及ばせられない。


なぜなら権力が及ばないからこそ象徴なのであり、権力が権力を及ばせたとき、象徴が象徴でなく権力の一部になってしまう。


統合が揺らぎ混乱する。