象徴の務め 2
スマホのゲームのようにリセットすればいい、やり直せばいい、というものではなく、守るしかないものです。
建国、別の言葉で言えば誕生してからずっと受け継いでいる、これを維持するのは自然です。
もし仮に女系でやってきた、とか、選挙で決めてきた、というならそれを続ける、いま、たまたまこのやり方できた、それを100世代以上やっている、というなら簡単には変えられません。
その方法が良い、と言う理由でなく、良い、悪い、と言う判断の不可能な事、たとえばいのちから次の命を生むのでなく、鉄や石油など無機物から作るとしたなら、もはやそれは生命でなくロボットです。
人間は滅び、すべての生物も滅び、無機物のロボットだけが生き残るとすればその時点で絶滅、全滅したと認められますが、それと同じです。
善悪、良し悪し、で多くの国民は考えを持っていますが私としてはそれを実行するのは躊躇わざるを得ません。
検討する、考えてみる、のは構わないのですが実際に行うのはちょっと待ってほしい。
幕府とは何でしょうか。
それは権力です。
そして一方で天皇制は国家国民の統合の象徴として存在した。
幕府の方はもっと泰平の世を盤石にしたいと思い子供が、それは男系の範囲での2歳の男の子が後を継ぐようにしようとしました。
もしそれが行われていたとすればこの国は全く違っていたと予測できます。
いま、全く同じことをしようとしている事に誰も気づいていません。