『目が見えにくい １ 皮膚炎』

９年も前、目が見えにくくなり、記事に書きました。

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そしてまた９年ぶりに同じように見えにくくなり、９年前と同じ眼科に行きました。

先生は新しい先生になっていましたが、９年前にここで治療したからそのカルテはありますか、と尋ねてもその時の病状などを私へ聞いてきます。

９年も経てばカルテは残ってないのでしょうか、最近の医師は患者を診るよりパソコンをのぞき込んでばかりいる気もするのですけれども。。

今回の先生はとても親切に説明してくれて、どうやら原因が皮膚炎にあるらしいことが分かってきました。

そして、９年前、そういえばやはりその頃に記憶は確かではありませんが同じように皮膚炎になっていた気がします。

皮膚科でステロイドの塗り薬を貰い、塗っていました。

その関連を全く気付かないまま、また目が充血し、そしてその目の充血が９年前にもあったことなど全く忘れたままだったのは、市販の目薬ですぐに治ったからです。

それからひと月ほどたち、突然、目が見えにくくなり、そこで初めて９年前の記憶が呼び覚まされました。

塗り薬は塗るだけですが、そしてステロイドは奇跡の薬、夢の薬と言われて目の異常の原因になることは知られてはいないのでしょう。

実際、９年前の治療は、そのステロイドを多用したために病状が悪化した、というものでした。

眼の専門の医師さえそういう使い方をしてしまう、それくらいステロイドは信頼されている薬です。

そして皮膚炎のステロイドが発端だったかもしれない、と考えるようになったのも９年ぶりに再発したからで、そうでなければ分からずじまいでした。

ですので最初の目の充血も、それが見えにくくなる網膜炎の始まりだったかもしれないと思ったのは、ずっと後になってからでした。

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