八百万の神様
八百万の神に守られる多神教の日本人には 一神教の欧米、中東の人たちは非寛容に映る。
全く排他的であり、相手を認めず、妥協せずに対立は深まるばかりである。
和を作る知恵が感じられず、丸で進歩の無い、前近代的ですらある。
我々から見れば、勝とうとして勝ちきれない、譲歩なき敗北へと進んでいるとしか見えない。
戦争をした時、例えばテロとの戦いを行っているが、軍事的勝利を一時的に収める事はあるだろう。
その時には政治的勝利も手にしたかのように錯覚もするだろうが、長い目で見て真の勝利に至るとは限らない。
本当の勝利は ウィン・ウィンの関係を築く方が手っ取り早いことを私達は知っている。
そのためには敬い、尊び、重んじ、謙って、そして対話する事だ。
相手を尊重せずに対話は無く 対話なしに理解は無い。
日本には武士の情け、敵ながら天晴れ、の気概が有る。
寛容の無い欧米と中東は 幸福と発展の歩みが遅くなってしまうのは必然であろう。