利子生活の2 借金=預金
政府の借金=国民の預金
これが増え続け やがて国民の半分がその利子だけで生活できるようになる、これは本当に可能だろうか。
政府はその利払いの為に徴税し 不足分は借金を増やして支払う事になり、更に国債発行が増える。
利子生活に憧れる多くの国民はフルタイム勤務を離れほとんど労働しない、それが利子生活の定義でもあろう。
すると労働力が不足し賃金が上昇するだけでなく、生産力が減少して供給が不足してくる。
利子生活者は労働から解放されて手に入れた時間は余暇、と言うより本暇と言うべきかレジャーを楽しみ それは即ち需要となる。
大量の国債発行と供給不足 需要の拡大によってデフレは解消しインフレの時代となるだろう。
すると物価上昇と貨幣価値の下落となって利子生活者の受取利子の価値は小さくなるだけでなく、政府の借金の金額は増えても価値が小さくなる事になる。
かつて100円札の時代の100円は大きな価値があったように その時2000兆円の政府の借金は 「莫大」 ではなく 「僅か」 な価値しかない。
これが現実の財政再建の姿であって 借金の金額が減る事は無い。
ところが政府は借金が増える事を恐れ 国債発行を減らそうとしている為に 2000兆円の借金が 「莫大」 な価値となって重くのしかかってくる。
これはつまり財政再建が果たせない事になる。
では結局全国民の半分の利子生活は不可能なのか、次回も。