3者懇談の秘密 | xyavのくしゃくしゃブログ

3者懇談の秘密

生徒の将来を話し合う3者懇談がもたれるが、これに倣って国の将来を話し合ってみよう。
すなわち3者とは家計(国民)、企業、政府(国庫財務省)だ。
日本の家計代表樋本さん、企業は御手洗さん、政府は菅さん。


家計の収入は企業が給与として支出する。
家計の支出は様々なモノやサービスを購入して企業の収入になる。
企業同士は取引を通じて収入と支出をやりとりする。
政府は税などを収入とし政策を実行して支出している。


3人でお金のやりとりをするが、3人の収入の合計は3人の支出の合計になる。
誰かが支払えば誰かが受け取ることが出来るからだ。
収入と支出の差額が貯蓄と借金になるが 御手洗さんはトントンであり交渉は家計と政府が中心になる。
樋本さんは菅さんからの受け取りが上回り支払いを控えており、菅さんは借金を減らしたいと樋本さんに提案している。


収入と支出が同じなので貯蓄だけが増えることも借金だけが増えることも不可能だ。
貯蓄が増えれば借金が増え、減れば減る。


いっそのことお金の授受を減らそうと言う提案もあるだろう。
やり取りが増えても恩恵が少ないようにさえ思えてくる。
お金だけを受け渡ししても何らのメリットも微塵も無い。
ここで必要なのはモノやサービスの需要供給だ。


お金は物々交換の仲介に過ぎない。
懇談は続く。