特別会計という伏魔殿 | xyavのくしゃくしゃブログ

特別会計という伏魔殿

亡国予算ー北沢栄著 表紙より
中央官庁は自分たちの天下り組織を必死になって守り、
やがて持久戦に勝って法人たちは二度三度と生き延びる
ゾンビ法人に変身していく。
このように、福田政権の浮揚を賭けた独立行政法人改革は、
骨抜きの改革に終わった。
ただし一連の改革カラ騒ぎはそれなりの“功績”も残した。
国民の多くは、またも繰り返された行革のまやかしぶりに怒り、失望した。
国民は改革偽装を見抜いて、今度こそ「本物の改革」に向け
新しい切り口を求めないわけには行かなくなった。
こうして、財政・経済危機とあいまって、多くの独立行政法人や 特殊法人の不透明な資金源でもあり、伏魔殿とも呼ばれた



「特別会計」が霧の中から浮上してきたのである。