まだ生後1ヶ月も経ってない息子は
入院中も比較的おとなしくしてくれていました。

一日一日、目に見えて回復してる事がわかりました。
少しずつぷっくりしてきた息子を見ると、
入院前が骨と皮だけだったのだろう。と思いました。
「男の子はこんなものなのだろう。」
そう思い続けていた自分が恐ろしく、
悔やまれる程に。
肌の色は白くなってきたようにも感じられました。
薬が効いてくれている。
そう実感していました。

入院から2週間ほど経つと、
主治医から正式に
先天性副腎過形成の
塩喪失型
と診断されました。

副腎という場所で作られるホルモンが我が子にはつくられない。
ステロイドの薬がそのホルモンを補う。

毎日、時間を決めて内服していけば
普通の子と同じ生活が出来ますよ。

自分で調べていたのもあってか、
だいたいの事はその時把握出来ました。

今は点滴で多く投与してますが、
だんだん量を減らし、
内服スタートさせ、
尚かつ数値が安定すれば退院出来ます。

やっと希望が見えて来ました。

その時は不安よりも安堵感の方が多かったです。