今度は
「多留姫神社」へ。

多留姫は
諏訪大社が祀る神様の第二姫で
大国主命のお孫ちゃん。



道路脇にある田んぼは
「神田(しんでん)」

この鳥居をくぐって
50mほど進むと神社がある。


 



この神社もこぢんまり。

でも
二本の御柱が立ってる。
この辺りの神社は
こういうスタイルなんかね?

建物自体は小さいけど
装飾がちょっと凝ってて美しい。


 


梁の真ん中には御紋。
諏訪大社はこの紋が
二つ並んでる。
ムスメちゃんだから
一つなのかな?

⛩️

この神社の側には
「多留姫の滝」がある。
多留姫は「樽姫」とも書き
「樽」は滝壺の意味もあるという。

大きな集まりがあるのに
食器が足りず困った村人が
必要な数を書いた紙を滝壺に流すと
翌日その数の食器が置かれていた
という昔話が残っている。





そんな滝は
幅9m
落差12mの見事な滝で
吊り橋を渡って
向こう側に行ける。



ここは藤の蔓がいっぱいあって
花の季節は
藤の花と滝の共演が
素晴らしいんだろうなぁ。


 




大星神社や多留姫神社の御柱
地域的なモノかなー?
ちょっと調べてみたら
やっぱり諏訪大社が大元。

7年毎の寅と申の年に
20〜25km離れた神山で切り出した木を
人力だけで運んで立てるんだって。
その長さ約17m
重さ約13tにもなる大木を
1本につき1000〜2000人もの人が
斜面を滑らせ
川を泳ぎ渡り
境内に立てる。

以前TVで
人が乗った大木を
斜面に滑らせてる映像
観た事があったけど
多分これだったんだなぁ…

しかも
諏訪大社ったら
諏訪湖を挟んで
四つの宮があるんだと。
つまり16本もの御柱を
1本ずつ運ぶんだよ。
凄い事だよね…
そんな行事が
1200年以上前から
続いてきてるんだと。

御神渡りは
下宮から上宮へ
氷の割れ目が走る
ってぇのは知ってたけど
四つも宮があるとは…

そんなの知ったら
諏訪大社に行きたくなった。

てか
何度も茅野に来てるのに
諏訪大社に行った事がないって
勿体なくない?!

こりゃ
「死ぬまでに行きたい所リスト」
に入れとかなきゃ!