三浦市にある光照寺へ
次男と一緒に行ってきた。


 




 


梁には松と鳥さん
鷲かな?
鳶かな?
両側には獅子
波と雀の彫刻。
「龍徳山」だからなのか
真ん中には龍🐉

でもLEDライトで顔が見えない😢
もったいないなぁ…

結構凝った彫刻で美しい。


 


本堂脇には
昔の鬼瓦が。

高さ約1mの立派なもので
抱き茗荷の家紋が入ってる。

確か
こんな瓦を作れる会社は
どんどん減ってきてるんだよね。

こういう技術
残していきたいなぁ…


境内には
大きなスダジイの樹がある。


 



このお寺が建った1430年には
既にあったと伝えられてるから
樹齢約600年!

その高さは約8m
幹周りは約5.3m。

門を入ると両側に生えているが
左側の樹は枯れてしまっている。


 



ご住職の話では
タイワンリスに引っ掻かれて
急に
元気が無くなってしまったのだとか。


 


よく見ると

あちこちバリバリ引っ掻かれて

皮が捲れていて

痛々しい。


それでなくても大樹は
先っちょまで
栄養が届き難いからねぇ…

去年の11月に
日本樹木遺産協会の樹木医さんが
音波を使って内部をスキャンしてくれて
腐朽率が75%と診断された。

75%!

生きてるのが
たったの1/4って事?!

それでも
内側の形成層が残っていれば
生き残る事は可能という事で
「日本樹木遺産」第3号に
認定されて
治療される事になった。


 



それ以外にも
「かまくら三浦半島の古木名木50選」
「三浦市保護樹木 No.14」
にも認定されている。




4月から
本格的な治療が始まるそうだ。

枯れた枝を取払い
周りの土を耕して
栄養剤を補充する。

これで元気が出ると良いね。

次に会う時には
どんな姿で会えるだろうか。

結果が楽しみだ。