我が家の黒柴ごま
フルネームは
「とろ〜り黒ごま蜜入りだんご」


 


2月10日に
12歳の誕生日を迎え
へちへち並べた
バースデーごはんでお祝い。



夜になって
突然叫び声をあげて倒れ
病院で検査した結果
見つかったのは
脾臓・肝臓腫瘍
腹腔内出血
腫瘍が悪性か良性かは
手術して組織を取り出さないと
調べられないが
貧血が酷くて手術出来ない。

このままだと下手すると今夜にでも
保っても3〜4週間の命という
余命宣告を受けた。

にも関わらず復活。

なんと8月10日に半年を迎えた。

すげぇなごま。
何度も死の淵から這い上がる犬。

喜んだのも束の間
12日の仕事中
次男からLINE。

「ごまが息をしてない」

そこから家族LINEで長男を交えて
病院を探したり
移動手段を考えたりしたけど
結局
病院に電話で教えてもらいながら
次男が死亡を確認してくれた。

こんな時に限って
仕事の予約がいっぱい入ってて
やきもきしつつ仕事を終えて帰宅。

東京の長男が着いていて
寝室に案内してくれた。

ごまは
見覚えのないタオルや
発泡シート・氷に包まれて
段ボール箱の中で眠っていた。
聞くと
お隣さんやご近所さんが
手を貸してくれたのだという。
本当に有り難い。

ごまを撫でながら
ひとしきり泣く。

一緒に居てあげられなくて
ごめんね。
泥棒追い払ってくれて
ありがとうね。
辛い時側に居てくれて
ありがとうね。
苦しかったね。
楽になったね。

夕方になって
ムスメが横浜からやって来た。

ごまの事
三浦の事
子どもたちの事
いろいろ話しながら夕食。



ホントは
長男のおたんたん祝い
したかったんだけどな…

「ごまに献杯」

🥂
😑😑

翌朝
ペット火葬業者に連絡すると
たまたま今日火葬できるという。
今日なら家族全員で見送れる!

初めてのペット火葬。

6畳ほどの待合室で
ごまの体重を計って
(体重で値段が決まる)
お焼香

😞
🙏
☕︎

最後に
触れてあげながら声を掛けてお別れ。

火葬が済むまでの約1時間半
各々骨壺カバーやロケットを探したり
遺骨ダイヤモンドのカタログを見る。

火葬
冷却
整骨が終わり
トレイに並べられたごまの骨は
すごく綺麗でしっかりしてた。
めっちゃ散歩で引っ張られたしなぁ…

スタッフの方々が
すごく丁寧で
ちゃんといろいろ説明してくれて
箸渡しもして。

喉仏
仙骨
尾骨
肩甲骨
膝関節…

みんなでかがみ込んで
爪や歯を選り分けたり

ヒトとあんまり変わらんなぁ…
なんて言いつつお骨上げ。

大人しく
小さな壺に収まってしまったごまは
家の中での定位置
玄関に。




ここまで来ても
まだ今ひとつ
実感が湧いてない気がする。

これから
じわじわと
寂しさ
悲しみが
やってくるんだろうなぁ…

でも
それを噛み締めるのも大事かな。

ごまロスを楽しもう。



差し当たり
ロケットに爪を入れて
いつも持ってる鞄に付けた。

一緒にお出掛けしようねー♪