大英自然史博物館展 | たんたん♪のブログ

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自由気ままに・・・

6月11日㈰まで、上野の国立科学博物館で

開催中の「大英自然史博物館展」に

行って来ました。

 

 

今回の目玉は、

あの始祖鳥の化石が初来日ということ。

他にも、「呪われたアメジスト」や

C・ダーウィンの「種の起源」の直筆原稿に

モアの全身骨格やサーベルタイガー、

ドードーの模型や火星の隕石と

多岐にわたって数多く展示されていました。

 

特別展「大英自然史博物館展」

 

 

 

呪われたアメジスト

宝石を幸運のために身に着ける人も多いが、

このアメジストは別だ。

所有者のエドワード・アレンは

これは呪われていると信じ、

自らを守るために7重の箱に入れて施錠した。

運河に投げ入れたが、結局彼の元に戻ってきた。

後に「これは呪われており、血と、

かつての所有者たちの不名誉で染まっている」という手紙とともに大英自然史博物館に寄贈した。

 

 

三葉虫

集団で交尾していた大型三葉虫が

窒息死したと思われ

その生態について興味深い考察ができる化石。

折り重なって卵を産む異常に感じられるような行動は

現生する近縁種のカブトガニにも共通

 

 

テラコッタ製のライオン

1980年代にもっとも頑丈なレプリカに代えられるまで

大英自然史博物館の屋上に誇らしげに

飾られていた、装飾用のライオン像

 

 

古代エジプトのネコのミイラ

 

 

チャールズ・ダーウィン「種の起源」手稿

 

 

ニュージーランドの巨大な絶滅鳥

モアの全身骨格

 

 

 

始祖鳥

ドイツにて、ジュラ紀、1億4700万年前

鳥類は恐竜から進化したのだろうか?

この始祖鳥は恐竜と鳥類を進化的につなぐ

初めての証拠となった。

 

 

日本ではすでに絶滅したとされている

ニホンアシカ

 

 

小城隕石

1741(寬保元)年5月8日佐賀県小城市に落下した隕石

重さ3.81㎏

 

 

薩摩隕石

1886(明治19)年10月26日鹿児島県の広範囲に落下した隕石雨の一つ

重さ25.5㎏

 

 

水晶「日本式双晶」

2つの水晶が84.55°の定方位で接合して

同時に成長したもので、

非常に希少な水晶

 

 

輝安鉱

愛媛県市之川鉱山にて

1つの母岩から多数の結晶が成長した様が

産出時のままに保たれている希少なもの

 

 

サーベルタイガー

アメリカ、1万2000年前

 

オオナマケモノ

アルゼンチン、1万2000年前

成体の重さは1500㎏

 

 

フクロオオカミ(タスマニアタイガー)

オーストラリア、2000年前に絶滅

 

 

トラ

中国、野生のトラは現在3000個体程度と推測

 

 

ドードーの模型

モーリシャス島に人類が足を踏み入れたことで絶滅した、

最も有名な絶滅動物。

完全な剥製は1体も存在しない

 

 

リョコウバト

北アメリカ、1914年9月1日飼育下で死んだ

メスを最後に絶滅

 

 

金緑石(アレキサンドライト)

 

 

ラトローブ金塊

この717gの自然金は、肉眼で見えるサイズの結晶による集合体であり、

個々の結晶の形が明瞭に保たれている点で極めて希少

 

 

マントルの捕獲岩

南アフリカ、深さ660㎞

マントル構成物質

この捕獲岩はかんらん石(ペリドット)を

主要構成鉱物とし、このようなかんらん岩は

時にダイアモンドを含むこともある

 

 

火星の隕石

この隕石は彗星か小惑星が火星に衝突した際に

宇宙に投げ出され、

1100万年後の1911年にエジプトに落下したもの

 

 

 

 

会期終了まであと1ヵ月

もう一度、ゆっくりと

見て回りたい。

今度は、植物や昆虫などを重点的に・・・