フジテレビ『Love Music』番組観覧レポ | 空白の瞬間

フジテレビ『Love Music』番組観覧レポ

GACKTさんの47thシングル『キミだけのボクでいるから』リリースに伴い
音楽番組への出演決定&FCから観覧募集があり
運良く当選して歌収録の番協に行って来ました。


●観覧応募

GACKTさんに逢えるなら何でも行きたいってタイプじゃないんですが
(ここ数年は楽園祭もYFCも舞台もイベント系も全て不参加)
LVLへの強い思い入れと、中でも深く胸に響くこの曲がまた聴けるとあって
たった1曲の数分であろうとも、行きたくて行きたくて。

WOWOW放送を録画したライヴ映像を毎日のように見ては想いを募らせ
ファイナルで告知された凱旋公演を首を長くして待ってる最中。
ワールドツアー遠征も検討しているくらいアッチッチアッチッチな熱意を持つ故に
願ってもないサプライズのぷちライヴでした(*´艸`)

TV収録は観客役も見映えの為に用意される演出のひとつなので
音楽番組だと25歳くらいが上限の番組が多い現実。
(Mステは顔写真選考まである狭き門として有名)
30越えた私はダメ元エントリーだったけど40代と思われる方もチラホラいらして
この番組はそんなに若い子ばかりではなかったです。
男性は120人中3名だった模様。


●整理券引換

フジテレビ本社8番ゲートに20時集合。
30分前に到着したら既に人だかり。
少し時間前倒しで身分証確認の受付が始まり
今回の参加条件だったルミトン(もしくは青ペンラ)所持の確認も。
予め当選メールに記載された整理番号1~60と61~120で区切ってた模様。



名刺用紙で作成された整理券は記念に持ち帰ることが出来ました。
調べたらこの番組の整理券はリサイクル式のラミネートカードのようですが
FCサイドが特別に用意してくれた模様(*´ω`*)嬉


●控え室

21時半再集合ということで一旦解散になり
近くで時間潰して1時間半後に外で整列してからいよいよ建物内へ。
裏口から入ってすぐのリハスタジオ(壁が鏡張り)が観覧者の控室となり
体育館の全校集会みたいな状態で整列したまま
その場に上着や荷物を置いて部屋に施錠してからの移動でした。

「間もなくスタジオに移動になります」とスタッフの案内を受けるも
「リハちょっと長引いてるみたいなのでもう少し待機でーす」の訂正(笑)。
大丈夫です、らばずは待たされるの慣れてます。

スタッフからの注意事項としては
・ななめがけバッグも持たずにペンライト以外手ぶらになって欲しい
・携帯電話等は持っていってもいいけど必ず電源を落とすこと
・マスクはNG
・雪が降る演出があるので、泡が付着することをご了承ください

『キミだけのボクでいるから』には雪のイメージがなかったので
『雪月花』と2曲やるのかな?という予想がヒソヒソ。

整理番号が早くても前で見れるわけじゃないとのことでしたが
結果的に当選メールに記載された整理番号通りでした。
男性には最前列はダメだと個人的に言われてたそうです。

終了予定時刻が22:40だったので
ギリギリだと終電危ない人いますかと確認を取ったりもしてました。


●スタジオへの移動

列を崩さぬまま控室から廊下に出て番号順に連なっての移動。
3階まで階段を上がり、息切れを隠さないと恥ずかしいくらいの静寂。
スタジオの手前で2列に並んで暫く待機だったんですが
目の前の階段のプレートに「2階出演者控え室」って書いてあってドキドキ。
この真下にGACKTさんたちいるかもしれないのか…!
足元を眺めながら楽屋の様子を想像してみたり。

少し進んではまた列が止まり、撮影現場に近付いているのを実感する景色。
セットの木材や電子機材が置いてあったり
天井が急に高くなって照明機器が吊られてるスタジオを横目に通り過ぎたり
大道具さんなんだろうなって人とすれ違ったり。

対面瞬間の想像がリアリティを増して
今までより一層のワクワクとドキドキ。
早く逢いたくて待ち遠しくて、でも物凄く緊張して
ただの観客なのに覚悟を決めるように勇気を出して一歩一歩を踏みしめて
ライヴ空間へと向かっていく眩しい緊張感。

あ、この感じ『DIABOLOS』の楽屋からステージに向かうシーンみたい!



GACKTさんもこういう気持ちでステージに向かうのかな。
あのシーンは「今も君のため僕は戦い続けるよ」っていう歌詞に重ねて
歌うことが彼にとっての戦いの姿であることを表現してると解釈してるんだけど
えーと、じゃあ私は何を伝えられるかな?
そうだ、笑顔!一緒にいる楽しさを客席から届けよう。


●スタジオ入り

1列20人×6列くらいのスペース。
ライヴハウス同様に入場後は好きなところにポジショニングOKで
やはりセンターから埋まってました。

このくらいの規模のライヴは行き慣れているので
ステージとの距離感に対しては物凄く既視感があったんだけど
ここに立つのは小粒がデフォルトなGACKTさんなのかって思うと生唾ゴクリ。
あんなに静かだった皆もキャッキャはしゃぎ始めました。

司会者である森高千里さんの『ララサンシャイン』が流れる中
光ってる最前柵と柵前のマイクは絶対触らないでねとスタッフから注意。

「過去放送見たらセンター前4列顔バッチリ映って上手後ろから撮るアングル多くて」
…って話をお隣さんにしてたら、割と小声だったのに皆一斉に振り返って
その話詳しく!みたいな集中力を感じて焦った(汗)。


●観客リハ

黒い羽根がひらりと舞い落ちてくる。
あれ?雪とは聞いてたけど黒い羽根も使うの?別の撮影の時の残り?

ADさんがステージに立って降ってくる雪について再度説明。
自然の雪じゃないので云々と心配そうに細かく言ってたけど
大丈夫です、らばずは雪振ってくるの慣れてると思います(笑)。

ADさんが映像チェックしてる人の指示をイヤモニで受けて
ルミトンをどの高さまで上げるかのリハーサル。
「真ん中持って見て」とか「いつもみたいにマックスであげてみて」とか色々試す。
「いつもみたい」が人によりバラけるのでざわついて
元ジャニヲタ的には胸より高い位置って悪い気がしてハラハラ。

「真ん中の上め…」とADさんがイヤモニを聞きとって呟いてはいたけど
ハッキリした指示はなかったような。
「全力であげると邪魔だけどそこそこ高くあげて目立たせて欲しい」
みたいな雰囲気だったかと。

画面確認の為にライトつけて暫く振り続けて練習終了。
「本番もこんな感じで盛り上がってください!」って言ってたけど
盛り上がるような曲だっけ…(笑)?

バージョン2のルミトンは下からしか光らなくて
明るい照明の中だと上部全く光らず逆さに持つべきか悩んでた人も。


●GACKTさん登場(1回目)

間もなく登場ですって言われて拍手と大歓声でお迎え。
皆一斉に青いルミトンふりふりし始めたので私も慌ててポチポチ押すも
あれっ青って何回押すんだっけ!と青を通り越して連打し続け
「LVL初めて来た人の真似」のまんまの状態になってしまった(笑)。

あたふたしてるうちにJOBの登場が済んで
GACKTさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
やはり予想通りの白シャツ×ストレスフリーパンツ。
あああ、お肌がこんがりしてる…(笑)。
エゴプラの香りは全然しませんでした。マゾプラだったのかな?

「GACKTさんて存在してるんだ」っていう
雲の上の人を前にして思うファン心理あるあるになってた私。
生でも散々見てきたのに私にはリアリティが薄かったというか
大きな会場で見ることが多い人だから
この近距離で「私の知ってる人間として動いてる」ことが不思議。

(楽∀斗)元気かー!!!!
(会∀場)きゃーー!!
(楽∀斗)久しぶりだな
(会∀場)きゃーー!GACKTーーー!!

(客∀席)くろーい!
(楽∀斗)しょうがないじゃん、焼けちゃったんだもん
(会∀場)www
(楽∀斗)いいんだよ、黒くても白くても…良い男だからさ
(会∀場)きゃー!
(楽∀斗)こういうことテレビで言ったら変な人だと思われるだろ
(会∀場)フゥー!!

(楽∀斗)今から歌う曲のタイトルはなんですか
(客∀席)知らない!

ツアー中よくやってた「なんだと!?」の目を見開いた顔(゚д゚)

(楽∀斗)じゃあ、この曲が主題歌になってるアニメのタイトルはなんですか
(会∀場)トリックスター!!
(楽∀斗)そこは知ってんだ(笑)
(会∀場)www

「参ったなぁ…(笑)」みたいな感じで少し首をかしげ
目線だけ左斜め上を見てハハハって笑うGACKTさん。

(楽∀斗)皆アニメ見てる?

「見てるー!」「昨日も見た!」「録画ー!」
「見るのも大変!」「起きてられない!」「容量たんない!」

「皆一斉にバラバラなこと言うのやめて貰っていいですか」レベルの一斉攻撃に
1人ずつ目を合わせて全部復唱していくGACKTさん。
投げられた球全部拾いに行く姿勢に衝撃…!
「あぁそうなんだぁ」って相槌打ちながら一生懸命聞いて会話繋げてくれる感じで
少人数ならではの向き合ってくれる優しさを感じました。

これは言ったもん勝ちだぞ、参加した方が楽しいぞって判断して
私も好き勝手発言するように。

(客∀席)怪人二十面相の声やってー!
(楽∀斗)何言うの
(客∀席)セリフー!
(客∀席)「明智くん!」

「明智くん…ッ、遊ぼうか」

(会∀場)きゃああああああああああ
(楽∀斗)のびたくんとかも出来るよ
(会∀場)やってー!!やってーーー!!!
(楽∀斗)じゃあ選んでいいよ、曲やるかのびたやるか
(客∀席)えー!

「曲がいいー!」「のびたーー!」「両方ー!」「のびたで曲!」

(楽∀斗)待って待って
     なんで曲聴きに来てるのにのび太って言ってる人いっぱいいるの
(会∀場)www
(客∀席)両方ー!
(楽∀斗)両方とかダメだよ?そういうのはなーいのぉー

とにかく声が甘かったです…。
じゃれあいモード炸裂していてイチャイチャ感がすごい(*´Д`*)
昔のミゼラーがこれをファンのものだけにしたくて
TVで愛想を振りまくようになったソロに大反発したのも頷けるなぁと思ったり。
むしろ今はこの激甘な優しい声にふんわり柔らかい笑顔がついて
破壊力が倍増してます。どきどきします。

会話の内容に深みなんてこれっぽっちもないんだけど
GACKTさんから「皆に逢えて幸せ」が滲み出ているように見えて
そんなに心許して甘えてくれたらこっちだって超嬉しいよー!っていう
ちゅっちゅはぐはぐ疑似体験みたいな雰囲気でしたね…(笑)。

(楽∀斗)じゃあ今度ライブでやったげる
(会∀場)キャーー!!
(客∀席)ライブいつ?
(会∀場)wwwwwwwwww(全員の「それな」感)
(楽∀斗)ライブいつ…(笑)

そういえばライヴ予定ないんだった、弱ったな…みたいな笑い。

(楽∀斗)凱旋やんないかなぁー(わざとらしく戯けるキミ)
(会∀場)えーーー!!!
(楽∀斗)良い子じゃなかったらやんないなぁー(ニヤニヤ)
(客∀席)良い子ー!
(客∀席)良い子じゃないけどやって!

(楽∀斗)何喋ろうかなぁ…僕MC苦手なんですよ
(会∀場)えーーー!!?

再び何だと!?の顔をして見せると
困らせるの楽しいらばずたちは「フゥー!」って大盛り上がり(笑)。

(楽∀斗)いやいやほんとに、喋るの苦手なんですぅー
(会∀場)えーーー!!

何だとの顔(゚д゚)を繰り返し、大盛り上がり(笑)。

(客∀席)もっかいその顔やってー!
(楽∀斗)君たちねぇー…(笑)
(会∀場)フゥーー!!
(楽∀斗)歌う前に僕のテンション下げてどうすんのっ!(でも嬉しそう)
(会∀場)フゥーー!!

(楽∀斗)この曲良い曲ですよ

こっち向いてそう言うから、ドキドキしながら大きく頷いて見せた。
咄嗟にふられても声出ないものですね…。
その後視線を床に落とし、噛み締めるように少し微笑むGACKTさん。

(客∀席)良い曲ー!
(客∀席)大好きー!
(楽∀斗)なんで(キレ気味)
(客∀席)ガクが作ったから!

理由を問われるとなかなか即座に反応出来ず、皆沈黙で見守る。
私が好きな理由はここじゃ大声で叫べない。

(楽∀斗)この曲歌ってる時にパッて後ろ振り向くとばるが泣いてたりするんだよ

ばるくん、大袈裟に涙を拭う仕草。

(会∀場)ばるー!
(楽∀斗)同じステージにいるメンバーたちが涙を流しながら皆に届けられるっていいよね
     今日はTVに映るから皆すっごい顔して泣きながらのらないようにね
(会∀場)www

私それ超あるあるだわ(ノ∀`)

(楽∀斗)笑顔になれるように想いを届けるから
     短い時間だけど、楽しんで帰ってね
(会∀場)はーい!

(楽∀斗)あっ、イヤモニつけるの忘れてた
(会∀場)可愛いー(笑)!
(楽∀斗)可愛くないっ!
(会∀場)可愛いー!
(楽∀斗)もう43ですよ!
(会∀場)可愛いー!

(楽∀斗)でもまだ上がいるから大丈夫か(茶々さんを見る)
(会∀場)www


●テイク1

(楽∀斗)聴いてください『キミだけのボクでいるから』

おおっと!!
突然曲が始まるのね!
ルミトンつけましたかみたいな誘導あるもんだと思ってた。

同じフジテレビの『HEY!HEY!HEY!』は頭上手拍子強制だったし
この番組もこのテンポ崩さないで下さいくらいあるかと思ってたけど
好きなように楽しんでいいんだ?
私周りとノリ方合わないんだけど大丈夫ですか(^-^≡^-^)

カン、カン、カンカンカン…と打ち込みの軽いカウント音が流れ
アカペラ部分はなくイントロから。

カメラがぐるぐるGACKTさんのまわりを囲んで廻る。
想定外のカメラワークに自分が映ることを気にしてハラハラしながらも
曲が始まれば瞬きの一瞬すら惜しいと目が離せない。

ていうか思いっきりあてぶりで楽器の音が全然聞こえない。
シンバルだけシャーン!って鳴るけど他の太鼓どうなってるの?
この距離のライヴに慣れてるだけに、ギター音全く聞こえなくて違和感あったけど
まぁテレビ収録ってそんなもんですよね。

折角WOWOW映像で完璧に動き記憶したのに
LVLと手の振りが違ったのは残念。
でも手をバッと頭上に伸ばして額にかざすのは
眩しい陽ざしを演出した背景のスクリーンあってこそか。

序盤が雪で、後半から黒い羽根が振ってくる演出。
あのひらりと舞ってきたやつ、やっぱこのステージの為のものだったんだ!
『Le ciel』とマロー様の黒い羽根を思わせるワクワクに興奮!




●1回目終わり

(楽∀斗)歌詞間違えちゃった(笑)
(会∀場)えーーーー!!!

「もう1回!もう1回!」と大はしゃぎな客席。
ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ

(楽∀斗)これ(床の羽根)拾わないとね、もっかい歌いますよ
(会∀場)フゥーーー!!!
(ス∀タ)清掃入りまーす!

(飛∀鳥)どこ間違ったのー?
(楽∀斗)言わないっ!(ぶんむくれ)
(会∀場)きゃーー(笑)!

間違いなく自分の声拾ってくれた実感(*´艸`)きゃー
しかも可愛い返し(*´艸`)
歌詞間違ったの分かった人もちらほらいたみたいだけど
間違ったってよりちょっとうろ覚えっぽい感じで危うかったみたいです。


●GACKTさん退場(1回目)

スタッフさんたちが慌しくステージ清掃。
ウィーンウィーンって音を立てながら
黒い羽根が掃除機に吸われるってシュール(笑)。
確かにこのやり直しが入ったらリハ長引くよねーと納得。

この時既に22:30だったらしく
観覧管理のスタッフが終電なくなるって言ってた人探してたり。
私だったら終電逃してでも残るわ、コレは。

メンバーいなくなって周りの人と感想シェアタイム。
「黒い」「思ったより黒くなかった」「氣志團の時もっと酷かった」っていう
やはり肌の色について(笑)。
全部片付けられちゃう前に羽根拾い集めたり。

スタッフ側から
サビもっと盛り上がって欲しいとか入退場は拍手してとかの要望を受けて
「はーーい」とお返事するらばずたち。
そこは「かしこまりぃー!」じゃないのね(笑)。


●GACKTさん登場(2回目)

さっきと同様にJOBが出て来てからの登場。
今度はもうルミトンつけっぱなしだから慌てずに登場シーン見られた(笑)。

(楽∀斗)元気かー!!
(客∀席)いぇーい(笑)!!

ちょwww
何事もなかったかのようにやり直してるwww

(飛∀鳥)デジャブー(笑)!

(楽∀斗)久しぶりだな(笑い堪えながら雑に言い放つ)
(会∀場)フゥー(笑)!
(楽∀斗)デジャブだねぇ、おかしいねぇ(笑)?

全く久しぶりじゃないですwwww

(客∀席)くろーい!
(楽∀斗)白くてもww黒くてもww良い男だからいいんだよ!!
(会∀場)wwwwww
(楽∀斗)もぉーー(笑)、歌えなくなるじゃん…
(会∀場)フゥーーー!

(楽∀斗)今裏でさっきの映像見たんだけど、皆のノリ残念ですよ
(会∀場)えー!!
(楽∀斗)まぁ、僕が歌詞間違えたのも含めて残念ですよ
(会∀場)www
(楽∀斗)連帯責任ですよ
(会∀場)えええ!なんでwww

(楽∀斗)2回目はキレッキレでいくから…惚れるなよ(目を細めて囁く)
(会∀場)ひゃあああああ!!!!!


●テイク2

(楽∀斗)聴いて下さい『キミだけのボクでいるから』

わあああ、わわわ
こっち見て「聴いて下さい」って言ってくれた…!
破壊力凄まじく、ズキュンときてテンパる私(*´Д`*)

テイク1と同じようにGACKTさんの周りをぐるぐる回るカメラワーク。
そして歌い出し。

(楽∀斗)そんなことじゃ…あぁーーっ!!!
(会∀場)きゃーー!!

割れんばかりの黄色い悲鳴でめちゃくちゃ湧く客席(笑)。
YOUくんまでもが万歳して「やったー!もう1回聴けるよー!」って喜んでた(笑)。

(楽∀斗)ごめんごめん(笑)
(会∀場)www
(楽∀斗)ぐるぐる回るの大変なんだよ(笑)巻いて!巻いて!

重いカメラを手で抱えて歩き回るカメラマンさん汗だく。
失敗を照れてるGACKTさんのこと「耳まで真っ赤」って声あがってたけど
私にはGACKTさんは焦げてるようにしか見えず
カメラマンさんの方が真っ赤になっていたよ…(笑)。

(客∀席)落ち着いてー!
(楽∀斗)落ち着いてるよ!!
(客∀席)メンタルリセットー!
(楽∀斗)今それ言う?忘れてたのに!
(客∀席)今年も頑張って!
(楽∀斗)うるさいよ!思い出させないでよ!
(会∀場)www
(客∀席)禿げ治ったー?
(客∀席)10円はげー!

GACKTさんが自分で公開してる情報とは言え
事情知らないスタッフはなにごとかと思うよ(笑)。

(楽∀斗)今「そんなァッ↑(裏返る)」って(笑)
(会∀場)wwww
(楽∀斗)カラオケでこういう人いるよね
(会∀場)いるー(笑)
(客∀席)難しいからね!
(楽∀斗)難しいからね
(客∀席)難しいー!
(楽∀斗)歌いたくないよね
(客∀席)そんなことないー!歌って欲しいー!

ヘアメイクさんが出てきてGACKTさんの髪の毛を軽くかきわけたり
頭についた泡の雪を振り払ってた。
こういうの見るとライヴとは違う撮影現場っぽさを実感。
GACKTさんはヘアメイクさんと目を合わせたり会話することなく
体を預けてお任せしてる感じ。

(楽∀斗)そんなことじゃこれから~♪

声の出し方を確認するようにアカペラでふんふん歌う姿も見れました(*´艸`)


●テイク3

(楽∀斗)聴いて下さい『キミだけのボクでいるから』

イントロのぐるぐるカメラには緊張するけど
この収録バージョンのGACKTさんの動きには慣れてきました。
歌い出しの声裏返りはクリアし、順調に進んでいくと思いきや…

(楽∀斗)窓の外…あああーーっ!!

うわぁやっちゃった…!ショック!どうしよう!みたいな
GACKTさんの表情に沸き立つ会場。

(楽∀斗)なんか変なツボに入った!あぁー…
(会∀場)フゥーーー!
(客∀席)何回やってもいいよー!
(客∀席)ありがとー!

私には何をどう間違ったのか分からなかったんだけど
やり直すなら羽根降る前に止めなきゃ!っていう判断を感じました。

客席はJOBいじりを始め
「茶々ー!」「ばるー!」「Satoー!」「YOU!」と1人ずつ名前呼んで
メンバーコールを受けたJOBたちがそれぞれポーズを取って応答。
その流れで「GACKTー!」って呼ぶも本人それどこじゃなくて反応なし。
そろそろ本気で焦って真剣にイヤモニの声を聞いてスタッフとやりとり。

トークなしのまま再度歌へ。
そろそろ本当に終わらせなきゃって焦ってる感じ。


●テイク4

(楽∀斗)聴いて下さい『キミだけのボクでいるから』

テイク4前に「イントロも騒いで下さい」と指示があったので
イントロ前にキャー!って歓声が入ってるのが最後のバージョン。

個人的には回数を重ねるごとに緊張感がゆるんで
まっすぐ感じることに集中出来るようになってきたから
最後が1番楽しめました。

「君と紡ぐはずだった未来が突然色褪せた」
のところ照明赤いんだなぁこれはGACKTさん指示出さなかったのかなとか
LVLとの違いをゆっくり考える余裕も出てきたりして。

トーク中のにこやかな表情とは打って変わって
力を入れてる切なそうな表情をじっくり心に刻んだり。
でも笑顔も苦渋の表情も「GACKTさんの感情」がストレートに伝わってきて
そこに生き様を感じたりして。

衝撃的なほどの優しい笑顔。
最近はよく笑うようになったけど、昔笑えなかった人じゃないですか。
マリス時代より辛いことや重荷は増えている筈なのに
今も物凄く苦しんでいるだろうに
それでもこんなに素敵に笑えるようになったGACKTさん。

どれだけ一生懸命生きてきたか
そして、今側にいるファミリーがどれだけ支えになっているか
皆の笑顔と優しさに生かされて微笑っていられるんだなぁ
…とか思ったら泣きそうになってしまった。

こんなに近くでくっきりはっきり見ることが出来た表情は
その心が反映された顔つきなんだと感じられて
生命力というか、生々しい感情がありありと伝わってくるようで。
遠目で見たり、画面を通したり、静止画で見るのとは全然違うものでした。

生で見てる時に歌詞の意味は深く考えてなかったけど
改めて思い返してみると、歌詞に描かれたことを現実で感じられたんだなって
「僕の笑顔で花を咲かせよう」の魅力と威力を実感してたんですね。


●GACKTさん退場(2回目)

皆に手を振りながらハケようとするGACKTさんはスタッフに引き留められて
JOBを先に行かせてステージに残る。
ハンドマイクをスタッフが受け取って
「お写真1枚いただきまーす」ってステージでソロショット撮影。

最後の最後までゆっくり1人ずつ目を合わせてくれてるような視線の動かし方で
にこやかにたっぷりお手振り。
キラキラした楽しそうな目をしたアイドルスマイルっていうんじゃなくて
目を細めた哀愁が漂う柔らかい笑顔で
愛惜しそうにファンのことを1人ずつ眺めて微笑んでいるように見えました。

その表情に切なさを刺激されて
笑顔で手を振っていたいのに、また泣きそうになって、でも必死に笑顔を向けて。
泣きながら笑うってこういう感じかなー。


●収録終了

ADが「皆さん今日はありがとうございました」って言ったら
運動部かってくらいにビシッと「ありがとうございました!」って返すらばずたち。
この観覧に大満足した故の心からのお礼でありながら
GACKTさんのファンって気持ちいいですねって思ってもらえるように
恥じないファンでいる心がけがさすがだなぁと思ったりもしました。

放送日は11/25ですという初解禁の情報。
結構直前だったんですね。

スタジオから出るのも後方から数人ずつ順序よく。
暫し待機となった前方は床に落ちてる羽根をごっそり拾い集めて
皆手にいっぱい羽根を持って控え室へと戻りました。



行きは無言だったのに、帰りはわいわい喋ってる皆のテンションの差。
1人参加で知らない人に話しかける抵抗感が激減してましたね(笑)。

らばずの通り道を示すように廊下にポツポツと黒い羽根が落ちていて
90年代後半の神宮橋みたいだなと思った元マリスコスの私です。
マロー様の装いってマリス時代を思わせる要素がたくさんあるのよね。


●P.S. I LOVE U+K

この観覧に向けて精神統一すべく
『キミだけのボクでいるから』ばかり繰り返し何度も聴いて
ツアー中より更に集中して1曲に想いを馳せるようになりました。

歌詞の最後に描かれる
「掌に握った愛を差し出すことなく微笑むキミ」を想像したら
喧嘩するといつもGacktさんから謝って仲直りしてたっていう
きっかけ待ちで素直になれないKamiくんの姿が浮かびました。

「彼は愛してるって言いましたが、それならどうしてこのような行動をとったのか
 (失踪してソロで雑誌登場)理解出来ない」
「あんな奴と今まで手を組んでやってきた自分が憎い」

そう言った4ヵ月後、Kamiくんは
ソロになったGacktさんのイベントにこっそり来ていたわけで。
「KamiくんはGacktさんに憎いって言ったけど
それならどうしてこのような行動をとったの?」
ってそのまま返したいよ。

それはきっと、Gacktさんのこと好きだったからだと思うんだ。
お互いにきっかけを待ってたと思うんだ。
でもその想いを届けるのが間に合わなくてKamiくんは亡くなってしまった。
仲直り出来た筈の2人なのに、もう決して叶わない。

言葉と行動は直結しないものなのかもしれない。
「愛してる」って言われても愛されていることを感じられなかったり
「憎い」って言われても愛されていた気がしたり。
失踪したGacktがマリスのこと愛してるとは思えないってマリス側に否定されても
私はGacktさんからマリス愛を感じずにいられないんだ。

真実は、当事者かどうかより
「感じようとする観察眼」が教えてくれると思うのです。

ツアーとアルバムで聴き馴染んだ曲のシングルカットは
こうして1曲に対してまっすぐ深く向き合うきっかけにもなりました。
現実に起きた悲劇から、走り続けた今日までの軌跡は
彼を支えた皆で作ってきた道。
GACKTさんの表情は、彼を取り巻く想いと本人の想いで形成されたもの。
それがこの曲の「花」であり、笑顔なんだろうなと思いました。

「笑えない…と怒るボク」が
「僕の笑顔で花を咲かせよう」って思えるまでになった努力の成果。
「今はまだ描いた未来が訪れはしないけど」
前進出来た実感と自信は少し得られた筈。

傷は癒えないし、立ち直ったのとは違うけど
頑張って来て良かったって思えることも確かにあるよね。

「この曲良い曲ですよ」「なんで?」
あの場で叫べなかった私がこの曲を好きな理由。