※ネタバレ含みますので、閲覧にご注意ください。
選択肢
・舌先でふれてみる
・誘う
月曜日の昼休み、マキたちといつものようにランチ。
麻紀「ねえ、それでどうだったの?昨日のデート!」
主人公「だから別に、どうってほどのことはないって・・・」
キスしといてどうって程のことあるよwww
麻紀「彼とどこまでいったかって聞いてるの!」
主人公「ど、どこまでって・・・、えっと、藤沢のショッピングモールまで行った」
麻紀が責めたてるので、正直に話した。
主人公「・・・えっとぉ、帰りに家の前まで送ってもらって、そこで・・・キスされた・・・」
絶句したなっちゃんの隣で、マキは大げさなほど目を丸くしてのけぞった。
沙織「へえ、藤森のやつ、なかなか飛ばしてるじゃん」
主人公「わ、私も初デートでされるとは思ってなくて・・・」
沙織「戸惑いながらでもいいから、ちゃんと彼のキスを受け入れてあげなきゃね」
主人公「キスを・・・受け入れる?」
沙織「そう。大丈夫、舌なんて自然と絡み合っちゃうものだからさ」
主人公「か、絡み合うって・・・」
午後の授業中、主人公が妄想…。
(彼のキスをちゃんと受け入れる・・・か・・・)
(昨日のキスは唇に触れただけだったけど、次はもっと・・・)
授業もそっちのけで目を閉じる。
迫ってくる藤森くんの顔を想像しながら・・・。
(唇が触れて、藤森くんの舌がそっと私の唇をこじ開けて、ゆっくりと侵入してきて・・・)
どんな感触?温度は?
あったかい?もしかして冷たい?それとも、熱い・・・?
自分の妄想に自分で驚いてパッと目を開けた。
(授業中に妄想するなんて、どうかしてるよね・・・)
放課後、さおりんに聞いてみる。
主人公「あ、あのね・・・、なんか私、どうかしてるの。キスのことばかり考えちゃって・・・」
主人公「授業中も妄想しまくりで、なんだか自分がエッチな人間になったみたいで不安ていうか焦るっていうか・・・」
沙織「ふふふ、そんなのエッチでもなんでもないよー。いたって健全なんじゃない?」
主人公「そ、そうかな?」
沙織「早く本物のキスがしたい・・・。恋する子なら誰だって願うし想像もする」
主人公「本物のキス・・・」
沙織「唇が触れ合うだけのキスじゃなくて、もっと熱いキスの妄想しちゃうんでしょ?」
沙織「そんなのエッチって言わないよ。エッチっていうのはね、ああいうヤツらのことを言うの」
視線の先にはバスケ部の部室。
バスケ部の部室で、藤森が清水を講師に手ほどきを受けている。
相手役はうっちー。
うっちー「藤森く~ん、もっとぉ~・・・」
藤森「バカ!オレの彼女はそんなこと言わねー・・・」
藤森「よ?え?わぉ!?」
藤森くんが“彼女”と言ったとき、見事に目が合ってしまった・・・。
慌てる藤森とほか2人。
みんなにけしかけられるようにして、藤森と2人で帰ることに。
主人公「みんな友達になれてよかったね」
藤森「うん、バカなオレたちのおかげ?」
主人公「ふふ、そうかも」
藤森「なんか雨が降りそうな空だな。早く帰ったほうがいいかな・・・」
自転車を押しながら、曇り空を見上げる藤森くん。
私は、空を見上げるフリして藤森くんの顔を見上げていた。
(早く帰るの・・・もったいないな・・・)
せっかく2人の距離が近付き始めたんだし、もう少し一緒にいたい・・・。
主人公「ねえ・・・、ちょっとだけ寄り道していかない?」
藤森「・・・ッ!!」
(わ・・・、すごいびっくりされちゃった・・・。やっぱ自分から誘うなんて大胆すぎたかな・・・)
藤森「しよう!寄り道!雨なんか降るわけない!オレ、晴れ男だし!」
主人公「・・・え?あ、うん!」
近くの公園に。
ベンチに座る。
主人公「気持ちいいね」
藤森「さや、この公園初めて・・・?」
主人公「え?あ、うん・・・。藤森くんは?来たことあるの・・・?」
藤森「もちろん初めて!」
藤森「・・・・・・って、自慢することじゃねーか」
藤森「2人そろって公園デビューだな」
主人公「公園デビュー?ホントそうだね!」
(藤森くんの隣にいるのって、心地いい・・・)
初めてそんなふうに感じた。
そう感じられることが嬉しくて、私はもう一度微笑んだ。
そのまま、なんとなく視線を外せなくなって・・・。
藤森くんの笑顔が柔らかな微笑みになって、少しずつ近付いてくる・・・。
(あ・・・、こ、この流れって、もしかして・・・キス・・・?)
さっき笑い合ったのがウソのように緊張してるけど、でも、パニクってはない・・・。
自分でも不思議なくらい、冷静にキスの予感を察知してる。
(あ・・・)
目を閉じる間もなく、昨日と同じ感触が私の唇に・・・。
そっと優しく、ふわっと触れる藤森くんの唇。
唇が触れ合ったまま目が合ってしまい、慌ててぎゅっと目を閉じた。
優しく触れているだけだけど、いつまでもずっと同じ体勢でくっついたまま・・・。
ピトッとくっついたままの唇を、どうしたらいいのかわらかない。
唇をつけたまま、ストップモーションをかけられたように固まっている2人・・・。
ふわりと優しかったキスが、だんだん激しくなってきた?
軽く触れていた唇をぎゅっと押し当てるようにしてくる藤森くん。
ふっと唇が離れて見つめ合う2人。
そしてまたキスをする・・・。
唇よりも柔らかくて熱い何かが、私の舌先に触れた。
遠慮がちに、少しずつ侵入してくるのは、藤森くんの・・・。
藤森くんの熱い舌が、ゆっくりと私の口の中で動く・・・。
パニくりかけた頭に、沙織の言葉が蘇る。
『ちゃんと彼のキスを受け入れてあげなきゃ』
身を硬くした私に気付いた藤森くんは、サッと舌を引っ込めた。
(あ・・・、ち、違う・・・、拒否したわけじゃ・・・!)
受け入れたい気持ちはあるのに、どうしていいかがわからなくて焦るばかり。
(・・・わ!)
戸惑っていると、藤森くんがまた舌を入れてきた。
さっきよりも恐る恐る・・・藤森も戸惑っている・・・。
でも主人公は完全にパニくって、どうしていいかわからなくなる・・・。
主人公もっと積極的になれよwww
初々しい感じがいいねー
