どこで、どうなったらそうなるんだ?!と、いう理解に苦しむ仕事内容だった…


私の職人歴5年の中でワースト2に入る内容だった。


元請けが下見をしてなかったのか…
見積もりを間違えたのか…
そもそも仕事を理解していなかったのか…

私たちは3人で依頼されたのに、終わらすには3日はかかる。
それを1日で終わらせて欲しい…と。
それには8〜10人は必要で、到底無理。

朝イチに確認した時に、
『絶対に終わりません』と伝えてるのに
それに対しての明確な回答は無く

とりあえず、出来る範囲でやって欲しいと。

指示された内容はどれも中途半端な仕事で終わらす事になる内容ばかりで
それでもいいから、出来る範囲でやって欲しいという。

“私たちが残業して頑張ればなんとかなる”
なんてもんじゃなく


元請けの尻拭いを、私たちがする義理はない。


それがお世話になっていたり
今後もお世話になる業者なら

恩のひとつや2つ売っとくかーとかもなるんだろうけど

お世話になった事もなければ
今後もお付き合いがあるわけでも無い。

自分のミスを受け入れて
頭を下げられてお願いされたなら、多分私たちはとことん付き合ったと思う。

どれだけうちの上司が
「この状況をどう考えてますか?これをどうするつもりですか?」と聞いても
あやふやな答えばかりで、責任のなすりつけ合い。


その対応にうちの上司が痺れを切らして
切り上げた。

それでも、規定の1時間前から始めて
残業2時間して、私以外の2人は夜勤もあるのに
ギリギリまでやったけど、焼け石に水だった。


中途半端で、お客さんに一番迷惑をかける状態…
尚且つ、何も分からないお客さんからしたら
仕事を途中で放り投げて帰る私たちは悪だろう…。

でも、私たちの仕事は慈善事業でもなんでもない。
出来ない物は出来ないのだ。

元請けが自分のミスをお客さんに謝罪して頭を下げ、今日中には終わらない事
明日に回しても対応すること

明日も引き続き対応して欲しいと、私たちにも打診があれば、また違ったのに
全く無し。


凄い疲労感とモヤモヤだけが残った。


仕事を途中で終わらすとか…私自身の中で『無し』な事だ…
それは上司も先輩も同じだろうけど
自分たちではどうにも出来ない事は、切り替えが出来るふたり。

課題の分離が苦手な私は
ちょいと引きずっている。

じゃ、どうにか出来たのか?と、問われれば
答えはNOなのだから

切り替えていくしかない。



感謝はされなくていいから
せめて喜んで貰える仕事がしたかったな…と
思う