終遠のヴィルシュ
アンクゥ (CV 興津和幸)



ネタバレありますので閲覧は自己責任で




個別√自体はないのですが、
アンクゥの話なのでアンクゥ√として書こうかと。
終遠ENDと、救済エンドになります。



終遠END 





セレスが自害するとこからアンクゥの絶望は始まっていた。

アンクゥは【アドルフ】だった。 

アンクゥがいた世界では呪いにより【18年】しか生きられなかった。
セレスは死神といわれ、18歳で自ら死を選んでしまい、アンクゥはセレスを助けられなかった。
アンクゥは18年以上生き、漂流者としてシアンから実験をされ続けて不死状態になってしまった。
ある時カミーユから「時を駆ける」実験をしてる人の話を聞き、リコリスの球根と自分の血液を持って、500年前へと戻った。 

アンクゥは国全体にリコリスを繁殖させ、セレスが生まれてくるのをずっと待ってた。
自分がもう元の【
アドルフ】の面影で無くなっても… 

死の番人とか冥界とか王族たちに怪しまれないためにキャラ付けして、漂流者からアンクゥという名前も貰った。 

自らの血を抗体にするために毎日リコリスを食べるアンクゥ。毒にのたうち回って苦しい思いをしても…

セレスにまた会いたいがために。 

 涙止まらなかった… (´;ω;`)

だからアンクゥはあんなにもセレスが産まれてきてくれたことに感謝してたんだね…。

やっとセレスが産まれてくれて…あの時の自死も止められたのに…23歳まで延命できるようになったことにより、昔には居なかった「ダハト」という存在が不穏分子となり結局またセレスを死なせてしまう結果に…

もう疲れた…と、セレスを抱えリコリスの花畑に火をつけ紅に燃やし、自分たちでなく国全体に終遠を迎えさせようとするアンクゥ。 

終わった瞬間ため息しか出なかった… 

アドルフ(アンクゥ)はずっとずっとセレスの事が大好きだったんだね…時を駆けるくらいだもん、もう運命じゃん。はぁ…アンクゥも救ってあげないと…



 

アドルフ救済エンド 



 セレスが、告白の返事をするために「生きたい」と言ってくれて…。

その想いを汲んで、今の【アドルフ】にセレスを任せられるか見極めるため戦うことに。 

多分、アンクゥは最初から負けるつもりではいたんだろうな…セレスに、もう一度君に恋出来て良かったって、愛してたって過去形で微笑みながら銃弾自分に撃つアンクゥに全私が泣いた。 

アドルフがリコリスで花束作って、アンクゥが消える前にセレスに想いを全部伝えさせて、自分の血で作った抗体と、アドルフに撃った銃弾による遺伝子変化で呪いを消せる特効薬が作れるかもしれないという希望を置いて…アンクゥが幸せになれる√は…FDなの…? 

 それから5年後。

 アルペシェールの呪いは完全に消え失せて鎖国も無くなり、リライバーによる不老もアンクゥたちが残した薬の研究で無くなりみんな【普通の人間】として生活していた。

ナディアも外出歩けるようになって良かった…リュカ先生はシアンさんの護衛をしているらしい。

彼女からの招待状とかなんとか言ってて、アドルフとセレスの結婚式かな?ってニンマリした。

マティスくんとジャンは赤ちゃんの世話して… 

赤ちゃん!?!?????
ちょっと誰との子なの!?!???(動揺) 
ロザリーが生き返ってジャンとの子かと思ったけど、ジャンが養子に迎えた子らしい。

それがジャンの罪滅ぼしになるのかしら…

マティスくんは小説家になってた!
ここの兄弟も今仲良さそうで良かった。 

イヴは漂流者の故郷へ一人旅に行くことに。 
心配だからヒューゴも付いてくっていってたけど(笑)
実はイヴはリコリスの球根食べてたから抗体が出来てて、特効薬に一役買ってたらしい。 
そういや庭に植えてたもんねリコリス(笑) 
5年前に飼い始めたふぐのフクくんを食べようとか言ってて、それだけはやめてくれと思った(笑) 

 シアンさんは議員になっていて。 
でも殻に納まる人では無いので逃げ回っていて… 
サロメさんとダハトくんの墓参りに来てた。 
なんだかんだ優しいよね、シアンさん。 

 そして、アドルフとセレスは毒素が抜けて赤と白に染まるリコリスの花畑で、幸せそうに歩いてて…
もうそれだけで泣ける…号泣だよ… 
告白の返事…結局5年かかってたんだね(笑) 
晴れて恋人同士になったアドルフとセレス…アンクゥもリコリスの花畑できっと喜んでるよ…! 
良かった…救えてほんとに良かった…!!!!!! 


 そして、これから他の人たちも救済してきます!!!











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