ダイヤモンドは
希少で高価かつ透明に輝くピュアなイメージ
婚約指輪はダイヤモンド、世界中の女性の憧れの象徴です。
しかしこの映画を見終わると
ダイヤモンドに対するイメージが
真逆に変わりました。
見終わってもなお能天気にダイヤモンドが欲しいと思う人はいないでしょう。。。
戦争は、その現場だけで引き起こっていることではありません。
全く関係のない先進国が引き起こしているといっても過言ではありません
ダイヤモンド採掘現場では
奴隷同然の過酷な労働によって成り立っており、
原産地のほとんどでは、
ダイヤモンドを狙って内戦などの武力紛争が起きています。
そして、テロリストたちの資金源になっているという現実。
ダイヤモンドが私たちの手に渡るまでには、あまりに多くの人の血が流れています。
世界トップクラスのダイヤ消費国である日本人としては、決して他人事ではない。
すべての利権の背後には、先進国の大企業が関わっています。
レオナルドディカプリオは、タイタニックなど
好青年な役柄のイメージが強かったのですが、
こちらの「ブラッド・ダイヤモンド」では
ダイヤモンドを密輸する商人という役で、ガラッと違う名演技でした。
ダイヤモンドに限ったことではなく、
何かを買うことによって
知らないうちに自分も紛争に加担しているという恐ろしい現実
何気なく買っている化粧品やシャンプー、ボディソープなども
どんな会社から買っているのか?
大企業だから大丈夫?
CMしているから大丈夫?
今一度、考えてみませんか。