4.患者調査に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
1.医療施設に通院・入院している患者に、調査票を配布して実施する。
2.毎年実施される。
3.外来の受診率を推測できる。
4.総患者数では、糖尿病が最も多い
5.病院の平均在院日数が最も長い傷病は、精神及び行動の障害である。
~患者調査の覚えておくポイント~
・厚生労働省
・3年ごとに実施
・標本調査
・外来受診率の推測可能
解答:3と5
5.疫学指標に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
1.疾病Aの死亡率は、疾病Aを発症した人のうち疾病Aが原因で死亡した人の割合である。
2.疾病Bの有病率は、単位人口当たりの疾病Bの1年間の発症者数である。
3.年齢調整死亡率は、年齢構成が基準人口と同じと仮定して算定した死亡率である。
4.合計特殊出生率は、1年間の出生数をその年に15歳から49歳であった女性の人口で
割ったものである。
5.平均寿命は、1年間に死亡した人の死亡時の年齢の平均値である。
有病率 prevalence
・定義:ある一時点において、疾病を有している人の割合
有病率=(ある集団のある一時点において疾病を有する者の数)/ある集団の調査対象全員の数
ある集団の調査対象全員の数=(疾病を有する人)+(疾病を有していない人の数)
死亡率 mortality rate
・定義:ある一定の期間の死亡数が観察集団の人口に占める割合である。
死亡率=(ある期間の死亡数)/(観察集団の人口)
・人口1000人対、10万対で表すことが多い
合計特殊出生率
「15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの」。
一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当する。
平均寿命
0歳の平均余命のこと⇒つまり、「あと何年(寿命まで)生きるか」のこと
解答:3
6.疾病のスクリーニング検査の評価指標に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ
1.敏感度は、スクリーニングで陽性であった者のうち、実際に疾病があった者の割合である
2.特異度は、スクリーニングで陰性であった者のうち、実際には疾病がなかった者の割合
である
3.空腹時血糖値による糖尿病のスクリーニングにおいて、カットオフ値を高く設定すると、
敏感度は高くなるが特異度は低下する。
4.陽性反応的中度は、実際に疾病がある者のうちスクリーニング検査で陽性であった者の
割合である。
5.陽性反応的中度は、スクリーニングを行う集団における当該疾病の有病率の影響を
受ける。
~疫学用語~
ありあり(病気あり、陽性反応あり)が敏感度
なしなし(病気なし、陽性反応なし)が特異度
陽性反応的中度(有病率の影響を受ける)
⇒陽性と判定された人のうち本当に異常がある人の比率を指す
解答:5
疫学は、用語、計算問題が毎年出るので要チェックです(ノω・、)