精神科に通っていた元夫。発達障害を言われたと私に話します。その頃発達障害テストができるのは精神科ではありませんでした。後から精神科で複数のテストで診断できるようになりました。その頃は障害センターで大人の発達障害の診断ができました。
詳しい説明が医師からあったと思いますが、診断で必要な子供の頃に育てにくさがあったか、学生時代に先生や同級生との関係はどうったかを聞かなければなりませんでした。その頃私は義母にかなり痛めつけられていました。働いていたのに働くなくなったのは私のせいだと言われました。
その前になかなか仕事が持続できなかった、借金取りから逃げて住民票が書き換えっられず、就職口を自分で探さなかったと聞いていました。それを言うことで私の同情をひき離婚をとどまらせようとしていたのです。
死ぬ死ぬ詐欺も、それで人に注目され、同情されると学習し私が気づかず真に受けて、離婚を踏みとどまったせいです。後ではわかっても、モラハラの洗脳にある時は私が見捨ててはいけないと思わされ、ひたすらお金を出し続けていました。
他の人がこんな人との結婚は嫌だと思う人と結婚したと思いたくない気持ちもありました。なけなしのプライドで、結婚した相手は私をちゃんと愛したから結婚したと思いたかったのです。
精神科医に私から会いに行き、これ以上夫婦を維持できないことを相談しました。他の人が思い浮かばないことを誤解し、他の人は努力もしないで出来ることができない人と一緒にいられないと言いました。
「誤解を解こうと思わない。悪者になっていいと断ち切れるなら」
本当は精神科には精神病の人が受診や相談に来ます。元夫は行き場がなく、誰かを経由して私に何か伝えたい人が精神科医だったのです。
精神科医は私たちに愛情がないこと、費用面で私に負担が全部かかって、それを今後補ってもらえないなら、被害を最小にするため離婚をしたいと伝えていました。調停はその頃申し立てています。
誤解を誤解のまま、言ったことは嘘だったと言われてもいい、離婚するんだと強い意志でするものだとわかりました。誤解や何かされることを恐れていたら離婚できません。
モラハラと共依存をネットや本で知っても、自分らはそうじゃないと思いたかったのだと思います。義母に責められ、他の人からも結婚したのに簡単に離婚を言う私が悪いと言う人もいました。
離婚したいと思う理由がお金なら、私の貯蓄はまだ残っています。２人で暮らしていけないほど困っていません。先が見えても、無職の結婚相手を放り出せません。
いつからその思考になったのか。夫の望むように別れを考えることはいけない、離婚なんて絶対したくない、そう言っていた時期がありました。その時期があるために元夫は後まで私の離婚を、私の間違いと言い続けていました。
モラハラの洗脳で、言う通りにしないと何か悪いことが起きると思わされます。夫のことをなんとかしようとして義母や共通の知人に話すから私が嫌な思いをします。なんとかしようとせず、受け入れたら誰も文句を言いません。
発達障害の診断で子供の頃のことを知る必要があって連絡すると、義母からは私への憎しみを言われ、我が子の夫への薄い気持ちしか伝わりません。
年子の弟を産み、ほとんど様子を覚えていませんでした。発達障害の子供は落ち着きがないと言われています。男の幼児が手がかかる、障害なんかじゃないと診断を止めてきました。私も夫が障害持ちだと思いたくありませんでした。
テストにも費用がかかり、障害の診断がおりてもどうなるかわかりません。結果グレー判定で、後になると軽度に変わりました。離婚後です。軽度になっても障害年金はおりません。
義母は再々婚してるので、離婚は止めません。でも引き取ると言いません。再々婚でふたりで県営住宅に住むために、お金のかかる用のない息子はいらないのです。離婚後、義母に頼ろうとしても、その理由で拒否されていました。なぜか一番下の弟さんから仕送りをもらっていました。駆け込み寺の人が頼れる身内にお金は出してもらう、赤の他人になる元妻には頼ってはいけないと諭したようです。
人が聞けばご主人がかわいそうだと言うかもしれません。それは私に心に傷つけながらお金を出しなさいということでしょうか。それ以外に元夫は生きられないのかと思って私も我慢しました。
でも自分の言った言葉、面接も受からないほどの常識のなさは私のせいですか。普通の高校まで卒業できています。ちゃんと友達と交流し勉強していたら、友達を見てああすればいいのかと覚えるんじゃないんですか。発達障害グレー判定や軽度なら、できるそうです。ガソリンSSでタクシー運転手相手に客商売ができていたのです。苦痛だったとしても、それが仕事です。
嫌なことをしなくて楽ができるからと私に結婚したままでいて欲しいというのは、私に残酷な人生です。
情だけは残っていました。でも、そのためにふたりとも追いつめられている毎日が怖かったです。一日も早く解決するには、正式に離婚するしかありません。お金のある相手なら慰謝料や財産分与が求められますが、私が払わなければならないぐらいになっているので、離婚届に署名さえしてくれればいいと思い、何度も送ったり、家に届けに行ったりしました。
