みなさん、こんにちは!

 

今回の話は、

 

私が算数を理解していった

大体の流れのざっくり話。

 

「数字と●と安野さん」(前編)の話です。

 

だいぶ投稿が遅れました。すみません…。

 

今回の話しは、かなり読みづらいと思うので、

少しでも読みやすくするため、実際の内容を少し省きました。

 

はじめから正しく気づいたわけではないので、

表現など正しくない部分もあるかもしれませんが、当時の気づきの流れをそのまま書きました。

 

今回もレクチャーではなく、ざっくりとした話になります。

 

(細かい説明をすると難しい数学の内容になってしまうので…)

 

ご理解のほどよろしくお願いします。

 

 

 

私は解き方だけ覚えた、基礎計算・割合・分数、を中心にあっちこっち行ったり来たりと勉強を進めていく中で、

 

過去の記事、「割合①の話」のあと辺りから、  

 

算数の基礎計算をしているときだけに感じる

感覚があることに気がつきました。

 

私は30歳くらいの頃に、具体的なものを描かない

抽象絵画を好きになったのですが、

 

(この時に、抽象という言葉と意味を知りました。)

 

この抽象画を見ている時に感じる

いくつかの感覚のうちのひとつと、

 

基礎計算をしているときだけ感じる感覚が、

同じ感覚であることに気がつきました。
 

この感覚は間違いないと思い、

 

「もしかして、数学って抽象的だったりする?」

とつぶやいていました。

 

算数の基礎計算をしていたのになぜかこのとき、

数学という言葉をつぶやいていました。

 

読解力が身についたからと言っても、

当時はまだ、ネットや本で算数や数学に関する説明文を読んでも意味が分からなかったので、

 

とりあえず「数学は抽象的であるかどうか」そこだけ調べてみると、「抽象的である」ことが分かりました。

 

と言うことは、恐らく算数もそうなのかなと追加で調べてみると、どうもそうらしいということも分かりました。

 

ですが、「算数・数学は抽象的である」と分かったところで、

 

当時の私からすれば、数字というハッキリとしたものが目に見えるし、

 

算数・数学のどこが抽象なのか、それは部分的なのか全体的なのかも含めて、

 

いまいちピンとこなかったので、

この時はそのまま流してしまいました。

 

 

それから数日後、

 

今度は算数の基礎計算中、

数字に対するモヤモヤが大きくなりました。


苦手な数字の中でも、色んなところでやたらと

出てくる0と1が特に苦手だった私は「だから、1って何?」という疑問が頭から離れなくなったので、

 

仕方なく一旦、基礎計算をやめて、自分なりに数字の1について考えてみることにしました。

 

机の上から物をすべてどかし、

机の上は何も物がない0の状態をつくり、

 

「何が1なのか」言いながら、

次の物を適当に机の上に置いていきました。

 

「マグカップ1個、グラス1個、ペン1本、ノート1冊」

 

ここから、他に1になりそうなのは、

 

「マグカップとグラスは食器類で、

ペンとノートとは文房具類…。」と分けてみたりして、

 

実際に手で触れる物を動かしながら、

改めて考えると、

 

「それぞれ、

1つのまとまりが出来るこの発想、すごくない?」

 

と驚きつつ、

 

そのまま1について考えてみようと、

 

私は次に、

 

家の中を見渡して目に入ってきた物で、

それぞれの1について考えました。

 

アナログ時計の文字盤の1

カレンダーの日にちの1

郵便物の郵便番号の1

 

これらの流れから、

 

同じ数字の1でも、

意味が違うことに気がついた瞬間、

 

目の前の景色がパッと明るくなり、

急に数字が浮き上がって見えるような不思議な感覚になって、全身から鳥肌が立ちました。

 

算数をやっていたつもりが、

どこかでその境がなくなり、

 

「数学って…とてつもない。」

 

という思いで胸がいっぱいになりました。

 

情報量によって、数字がハッキリとしたり、

しなかったり、あくまで、数字は数字だということを、この時、なんとなく掴みました。

 

これまでの私は、ただ数字を見ているだけで、

とくに何も考えていませんでしたが、

 

この日から、

生活の中で目に入ってくる数字に対して、

 

その数字が何を表しているのか、

そこをしっかりと意識して計算するようになりました。

 

それからしばらくの間は、

他の単元も勉強しつつ、1、11、111など、

同じ数字を繰り返しノートに書き出してみたり、

 

0123456789の数字だけで、たくさんの数字の組み合わせを作れることに改めて感動したりして、

 

数字について自分なりにアレコレ考えたりしていました。

 

 

それから数か月後、

 

日常生活で必要な割合を

どうしても理解出来るようになりたかった私は、

 

割合の1200×(1-0.2)をもとにして、

この式で使われている今まで学習してきた

単元について考えてみようと、

それぞれの単元を紙に書き出してみました。

 

その中で、

かけ算について考えるとき、

 

かけ算のところでも出てくるこの●(まる)に

昔からいつも困っていました。

 

私は子供の頃から「●」や「物」を数えられていましたが、

 

 

複数ある「●」のまとまりや

「折り紙」で10枚で1束というまとまりが、小2になっても理解できず、  

 

小2の終わりごろに算数を拒絶してしまったので、

同時にその部分も理解出来ていないままになっていました。 

 

ですがその後、

 

折り紙など見てソレと分かるものは、

引きこもりから抜け出し、

初めて就いた仕事の業務内容に、

 

棚卸しもあって、多種多様な商品を数えていくうちに自然と、まとまりを理解し、かけ算ではなく足し算で計算して、なんとか日々の業務をこなしていきましたが、

 

教材に出てくる「●」の方は、

まとまりが分からず、

 

大人になって算数の学び直し中も、

 

丸が出てくると「●」を、

ひとつひとつ数えていました。

(九九言えます。)

 

 

今現在は、数と数字の違いや、数え主義と直観主義の意味をそれぞれ、一言答えられる程度まで理解できるようになったので、

 

実は数えるって難しいことだったんだなと思いました。

 

 

私は小3で時間を読めるようになりましたけど、

時間を数えるのが苦手で、大人になって思いつきで数字ではなく、あいだの数を数えてみたら、正確に数えられたので、ずっとそのやり方で数えていました。

 

(単元別のところで、もう少しくわしく話します。)

 

「どこから数え始めるのか」スゴロクでもそうですけど、私にとって1は色んな意味でとても難しかったです。


 

 

次回の話は、

 

私が算数を理解していった

大体の流れのざっくり話。

 

「数字と●と安野さん」(後編)

を予定しています。

 

算数・数学が抽象的であることに一度気づいたのに、いまいちピンとこなかったのでそのまま流してしまった私ですが、

 

昔から謎だった

この●(まる)をきっかけに、

 

図書館で借りてきた、安野光雅さんの

「はじめてであうすうがくの絵本」

のイラストから具体・抽象を理解した話しになります。

 

これを知ってから、勉強がしやすくなりました。

 

読んで頂きありがとうございました!

 

 

 

※初めて、このブログを読む方へ

 

私は自分の考えや気持ちをまとめたり、

文章を書くのが苦手なので

記事の更新が遅いです。

 

プロフィール欄の一番下に、

予定している流れをざっくりと

書いていますので、

 

興味がある方はそちらをご覧ください。

 

読んで頂きありがとうございました!