こんばんは。
慧熾です。

盆休みが終わり、同時にスポーツの祭典も終盤に差し掛かってきました。今大会は、休日に重なったことが幸いして熱戦をリアルタイムに観戦する日々でも、ありました。

オリンピックともなれば、一戦一戦が結果を知るだけの観戦というよりも、その内容自体に息を呑むものがあります。録画であっても、手に汗を握ることでしょう。

それでも、筆者はライブであることを好みます。一秒一秒が、通信の遅延をも飛び越える顛末の一瞬一瞬を今、目の当たりにしたいのです。

とは言え、筆者らには一秒は一秒にしか見えません。瞬く間に過ぎ去る、砂粒のようなものであります。

これが、アスリートの目にはハイスピードカメラの映像が如く、映るのかもしれません。集中すればするほど、小数点以下の秒数すらも掌握しているように見えてなりません。

でなければ、その一秒に勝機を見い出すことができるのでしょうか。秒数よりミクロな世界を掴まえずして、どんでん返しを成し遂げることができるのでしょうか。

これがまた、筆者がリアルタイムに拘る理由の一つであります。