四国旅~1日目・感性の旅
四国は香川に行ってきました~★
着いて初日、苦笑いの大雨です。
翌日には洪水注意報まで出たもんね!(笑)
さて今回の目玉!
高松市美術館に行ってきました~★
旅のはざまでというお題で、「現代アート」。
鳥と蝶というお題で、「漆芸」。
現代アートのほうには、
前に行った瀬戸内国際芸術祭のときに、
男木島に展示されていた、大岩オスカールさんの作品もあったよ!
今回の現代アート側の部屋には、私の心をゆさぶるものが沢山ありました。
プログラムの最後に書いてあったのは、
「彼らに共通するのは、
物理的に境界線を移動し、
思考や視点を少しずつ移行あるいはずらしてみていること。」
ということで、視点をずらしながら、作品とお友達になることにしました。
展示室自体は小さく、3分もあればサッと見れる程。
結局視点をずらすことに成功した私は、
この部屋に囚われ、
最終的に1時間近くいました。
人間の本質をうまくアートに昇華した、塩田千春さんの「トラウマ」。
志賀理江子さんの、コントラストのハッキリしたグロいのに切ないフォト「カナリア門」。
村瀬恭子さんの鉛筆画と油彩なのに、まるで水墨画にも見えてきてしまうような複雑な線のアート「Stage」。
中でも一番のお気に入りは、
春木麻衣子さんの「rain」。
昔の私だったら、こんなの私だって描けるわ!とか言っちゃいそうな。(すみません汗)
今、出会って、本当によかった。
解るようになったときに、出会えたのは、何の縁なんだろう。
作品は真っ白のボードに、黒い額縁。
一面に透明のアクリル板が張られてる。
よく見ると
2枚1組の、1枚にだけ薄く、水色と白の雨らしきものが描いてある。
ただそれだけ。
たった、それだけ、なのに。
気になって気になって、存在感が凄かった。
どの他の方の作品も彩豊かで、訴えかけるものが何なのか、考えることが出来た。
そ れ な の に !
何もないってどういうこと??
訳がわからない。
何故これが作品として、ここにあるのか?
どういうコネだ?(度々すみません)
30分くらいかな?
作品の前で押し問答。
丁度いいところにソファーがあるのに気づく私。
丁度作品の向かいだし、座って考えようと腰を下ろしたんですよ。
解らない…
解らない…
やはりアートは難解なものだ…
でも絶対これだけの存在感だ、何かあるはず…
!!!
今のわたしに足りないものがここにあった。
ヒントはプログラムの最後
「物理的に境界線を移動し、
思考や視点を少しずつ移行あるいはずらしてみていること。」
ばーっと作品が心に入ってきて。
煮詰まっていた感性が、一気に動き出した。
物凄い情報量というか感性量??
まるで作品から
「よくここまであきらめずに作品に向き合ってくれました」
とご褒美を貰った気分。
ここで心の何かが外れたのか?
展示室内を2周目したら、さっきと作品たちが違って見える。
まるで
「次はわたしの番よ!気づいてよ!」
といわれてるみたいで。
英語とか勉強しても全然わからないのに、
ある日突然わかるようになるとか、よく言うけど、そんな気分。
作品たちと会話できた気がしました。
すっごく気持ちよくて、お次は隣「漆芸」の展示室に行き。
真子実也さんの「或る日」という作品にノックアウト。
錆漆というものを使った作品らしいのだけど、漆のイメージがガラッと変わりました。
素敵。
伝統って凄いなぁ~…斬新な作品というものも勇気がいったりするのだろうなぁ~と。。
うまく言えなくて、ありきたりの言葉しか出てこないけど、
本当感動だったのです。
終わってから、お隣で一般の展示があり、
「第2回グループ尚作品展」という、市民のアート教室さんなのかな?の無料展示もありました~。
さっきまでの計算され尽くしたアートとは違い、
描かれた方々の人間性が垣間見えるような温かみのある作品たちに、思わず笑顔になりました。
これはこれでいいなぁ。
モデルになった人との会話が聞こえてきそうな、作品。
うまく実写風に描いてやる!という真面目な性格が垣間みえる作品。
なんでここにこれがきた!?と思うような、独創的な作品。
色んな作品があったけど、
本当に個々の作品に想いが込められてるのがよく分かりました。
決してプロみたいにうまくはない。
けど、気持ちがこもっていれば伝わるっていう、絵画の本質がよく伝わる、大事なことを思い出させてくれる展示会でした。
終わって、美術館を後にして、大雨の外界を見て、
別世界にいたんだな~とつくづく感じました。
心が震えて、放心状態で。
この後、他にも回ろうと思ってたんだけど、全部パワー持っていかれた。
動けない、という感覚が正しい。
いや、動きたくない、か?
神社を出たときに感じるみたいな気の感じ。
頭はクリアになってるんだけど、極度の脱力感。
ということでせっかくなので、さぬきうどんだけでも食べて。
ネットカフェにでもこもろうと決断。
さぬきうどん食べて店出ようとして、レジ行って唖然。
「大阪 北新地店オープン!」
_| ̄|○
ここまで来て、大阪で食べれる店で、食べちゃったじゃないか…。
ふふ…(´;ω;`)
そしてネカフェに移動して、
せっかくなので、こち亀の1巻から行けるとこまで読破してやるかーと意気込む私!
(こち亀好きです)
近くにあった「マクロス7 トラッシュ」の文字に止まる私。
みんなマクロスいいっていうけど、そういや見たことなかったな~。
曲だけは1曲だけ知ってるけど、そんないいのかなぁ~?と。
たくさんシリーズあったけど、どれがいいのかわからないので、トラッシュにしてみました。
せっかくネカフェだし、
youtubeでマクロスの曲でもエンドレスリピートしながら、読もう、と。
どの曲かよくわからんけど、
一番有名な「愛・おぼえてますか」がトラッシュの冒頭に出てきたし、コレをかけることにしよう…と…。
あなどっていた…。
号泣!!!!!!!!!!!!!!!
新装版 全4巻の間に、10回は泣いた!!!!!!!
男と女の甘酸っぱい青春ラブだ~~!!!!!!!!!
美樹本さん、心理描写うますぎやん(´;ω;`)!!!!!!!!!
しかもエンディングの絶妙なタイミングで、歌と漫画のセリフのタイミングがバッチシで。。。
私専属の音響さんがいるのか!と言いたかった位(笑)
早速帰ったらマクロス7トラッシュ買いに行こう。
CDも欲しくなってきたじゃないか。
うむむむむ…。
↑これは劇場版のミンメイver.のほう。
やっぱ男は度胸!女は愛嬌だね!
女は、男にとって女神であれと思った…。
男を信じて、支える愛…
女をチカラに、闘う愛…
あ~~~~~~(涙
そんなこんなで一日中、興奮が止まらない、そんな香川県初日でした。
春木さんの作品に出会えてなかったら、
きっとここまで感性が敏感な一日にはならなかったであろう、と思う。
後半へ~続く。
梨愛
着いて初日、苦笑いの大雨です。
翌日には洪水注意報まで出たもんね!(笑)
さて今回の目玉!
高松市美術館に行ってきました~★
旅のはざまでというお題で、「現代アート」。
鳥と蝶というお題で、「漆芸」。
現代アートのほうには、
前に行った瀬戸内国際芸術祭のときに、
男木島に展示されていた、大岩オスカールさんの作品もあったよ!
今回の現代アート側の部屋には、私の心をゆさぶるものが沢山ありました。
プログラムの最後に書いてあったのは、
「彼らに共通するのは、
物理的に境界線を移動し、
思考や視点を少しずつ移行あるいはずらしてみていること。」
ということで、視点をずらしながら、作品とお友達になることにしました。
展示室自体は小さく、3分もあればサッと見れる程。
結局視点をずらすことに成功した私は、
この部屋に囚われ、
最終的に1時間近くいました。
人間の本質をうまくアートに昇華した、塩田千春さんの「トラウマ」。
志賀理江子さんの、コントラストのハッキリしたグロいのに切ないフォト「カナリア門」。
村瀬恭子さんの鉛筆画と油彩なのに、まるで水墨画にも見えてきてしまうような複雑な線のアート「Stage」。
中でも一番のお気に入りは、
春木麻衣子さんの「rain」。
昔の私だったら、こんなの私だって描けるわ!とか言っちゃいそうな。(すみません汗)
今、出会って、本当によかった。
解るようになったときに、出会えたのは、何の縁なんだろう。
作品は真っ白のボードに、黒い額縁。
一面に透明のアクリル板が張られてる。
よく見ると
2枚1組の、1枚にだけ薄く、水色と白の雨らしきものが描いてある。
ただそれだけ。
たった、それだけ、なのに。
気になって気になって、存在感が凄かった。
どの他の方の作品も彩豊かで、訴えかけるものが何なのか、考えることが出来た。
そ れ な の に !
何もないってどういうこと??
訳がわからない。
何故これが作品として、ここにあるのか?
どういうコネだ?(度々すみません)
30分くらいかな?
作品の前で押し問答。
丁度いいところにソファーがあるのに気づく私。
丁度作品の向かいだし、座って考えようと腰を下ろしたんですよ。
解らない…
解らない…
やはりアートは難解なものだ…
でも絶対これだけの存在感だ、何かあるはず…
!!!
今のわたしに足りないものがここにあった。
ヒントはプログラムの最後
「物理的に境界線を移動し、
思考や視点を少しずつ移行あるいはずらしてみていること。」
ばーっと作品が心に入ってきて。
煮詰まっていた感性が、一気に動き出した。
物凄い情報量というか感性量??
まるで作品から
「よくここまであきらめずに作品に向き合ってくれました」
とご褒美を貰った気分。
ここで心の何かが外れたのか?
展示室内を2周目したら、さっきと作品たちが違って見える。
まるで
「次はわたしの番よ!気づいてよ!」
といわれてるみたいで。
英語とか勉強しても全然わからないのに、
ある日突然わかるようになるとか、よく言うけど、そんな気分。
作品たちと会話できた気がしました。
すっごく気持ちよくて、お次は隣「漆芸」の展示室に行き。
真子実也さんの「或る日」という作品にノックアウト。
錆漆というものを使った作品らしいのだけど、漆のイメージがガラッと変わりました。
素敵。
伝統って凄いなぁ~…斬新な作品というものも勇気がいったりするのだろうなぁ~と。。
うまく言えなくて、ありきたりの言葉しか出てこないけど、
本当感動だったのです。
終わってから、お隣で一般の展示があり、
「第2回グループ尚作品展」という、市民のアート教室さんなのかな?の無料展示もありました~。
さっきまでの計算され尽くしたアートとは違い、
描かれた方々の人間性が垣間見えるような温かみのある作品たちに、思わず笑顔になりました。
これはこれでいいなぁ。
モデルになった人との会話が聞こえてきそうな、作品。
うまく実写風に描いてやる!という真面目な性格が垣間みえる作品。
なんでここにこれがきた!?と思うような、独創的な作品。
色んな作品があったけど、
本当に個々の作品に想いが込められてるのがよく分かりました。
決してプロみたいにうまくはない。
けど、気持ちがこもっていれば伝わるっていう、絵画の本質がよく伝わる、大事なことを思い出させてくれる展示会でした。
終わって、美術館を後にして、大雨の外界を見て、
別世界にいたんだな~とつくづく感じました。
心が震えて、放心状態で。
この後、他にも回ろうと思ってたんだけど、全部パワー持っていかれた。
動けない、という感覚が正しい。
いや、動きたくない、か?
神社を出たときに感じるみたいな気の感じ。
頭はクリアになってるんだけど、極度の脱力感。
ということでせっかくなので、さぬきうどんだけでも食べて。
ネットカフェにでもこもろうと決断。
さぬきうどん食べて店出ようとして、レジ行って唖然。
「大阪 北新地店オープン!」
_| ̄|○
ここまで来て、大阪で食べれる店で、食べちゃったじゃないか…。
ふふ…(´;ω;`)
そしてネカフェに移動して、
せっかくなので、こち亀の1巻から行けるとこまで読破してやるかーと意気込む私!
(こち亀好きです)
近くにあった「マクロス7 トラッシュ」の文字に止まる私。
みんなマクロスいいっていうけど、そういや見たことなかったな~。
曲だけは1曲だけ知ってるけど、そんないいのかなぁ~?と。
たくさんシリーズあったけど、どれがいいのかわからないので、トラッシュにしてみました。
せっかくネカフェだし、
youtubeでマクロスの曲でもエンドレスリピートしながら、読もう、と。
どの曲かよくわからんけど、
一番有名な「愛・おぼえてますか」がトラッシュの冒頭に出てきたし、コレをかけることにしよう…と…。
あなどっていた…。
号泣!!!!!!!!!!!!!!!
新装版 全4巻の間に、10回は泣いた!!!!!!!
男と女の甘酸っぱい青春ラブだ~~!!!!!!!!!
美樹本さん、心理描写うますぎやん(´;ω;`)!!!!!!!!!
しかもエンディングの絶妙なタイミングで、歌と漫画のセリフのタイミングがバッチシで。。。
私専属の音響さんがいるのか!と言いたかった位(笑)
早速帰ったらマクロス7トラッシュ買いに行こう。
CDも欲しくなってきたじゃないか。
うむむむむ…。
↑これは劇場版のミンメイver.のほう。
やっぱ男は度胸!女は愛嬌だね!
女は、男にとって女神であれと思った…。
男を信じて、支える愛…
女をチカラに、闘う愛…
あ~~~~~~(涙
そんなこんなで一日中、興奮が止まらない、そんな香川県初日でした。
春木さんの作品に出会えてなかったら、
きっとここまで感性が敏感な一日にはならなかったであろう、と思う。
後半へ~続く。
梨愛