私たちが出来ること。 | にゃんぷぅ日記。

私たちが出来ること。

以前から私が支援しているNGO団体ワールドビジョンジャパン

新しく冊子が出来たというので、問い合わせをして送って頂きました。



にゃんぷぅ日記。-ワールドビジョンジャパン

「この子を救えるのは、わたしかもしれない。」



この冊子でスポットライトが当たったのは、パキスタンの10歳の女の子。

学校に行きたくても、パキスタンでは女子の半数は、学校にいけない環境にあるらしい。
(パキスタンでは女子は「家事をしていればいいから 勉強はする必要がない」という古典的な考え方)

なのでパキスタンの女性の3人に1人しか、文字を読み書きできないとか…。



そこに大震災が追い討ちをかけたらしく、この女の子の母親はなくなり、就学状況もますますの悪化にある中。

学校に通いながらも、家事を優先せざるを得ず(将来の夢のためにも就学が必要)、
でもそんな環境にあっても
「お姉さんが家に残ってゴハンの支度や弟の世話をしてくれているから、自分は学校にいける。
これで文句をいったらバチがあたる」

と、とても素晴らしい精神を持ってる。





見習うことは多々あると思う。

自分が浪費している時間やお金。
この何分の一を、自分は感謝して過ごしてきたか?

自分が甘んじて受けてる環境に対して、文句を言ったらバチが当たると思えたか?

わたしたちが受けてる環境は先進国だからの環境であって、
勿論先進国ゆえの環境もある。

けれどもその中で何を学んだか?
不平不満を言う前に、それでも恵まれてるということに気付いてるか?

それだけでも、考え方は変わる。





自分が使う4500円を真剣に悩んで使えたか?
(ワールドビジョンジャパンでは 一口4500円~で参加出来ます。)

私はお金を勿論大事だと考えているけど、
『恵まれてる者は 他の者に還元すべき』という考えが根底にあるため。
(最低限自分の生活の範囲内で)

日本円の4500円も大事だけど、他国にとっての4500円のほうに価値を見出している。





勿論NGOといっても完全ボランティアではない為、
諸経費や人件費モロモロかかるのだろうから、4500円のうち何%が現地に届くかというと疑問を抱く人もいるかもしれません。
(年度末に 金銭の用途の書類が届きますが…)

でも4500円の内、例え100円でも届けば、その100円は有益に生きる。
日本円の100円と他国の100円の重みは違うということ。
(きっともっと多くが現地に届いていると思いますが、例え話です)

残りは活動運営費と考えても、自力で現地の子を支援をすることは難しいのだから。
そう思うと、みんなで現地を支えていくっていう考え方は好きです。





全ての子供に笑顔をなんて、日本国内でもうまくいっていないのだから出来ないのかもしれない。
(児童虐待など、防止運動はしているものの、いまだに減りません。)

でも諦めてはいけないということ。

それが先進国に住んでる者の責任なのかもしれない。





世界から貧困や戦争が少しでも減りますように。

私たちはこの国に生まれたというだけでも、恵まれているのだから。

出来ることは 少しずつでもいいから、やっていこう。





1秒でも長く、笑ってて欲しいから。





梨愛りあ