10/7(日)の科学のポスター発表は

全国の大学で研究している高校生の中から

38組の参加があり(工学・環境・生命科学・

医科学・地学・物理・化学・生物)うち10組が

翌日のスライドを用いた発表へと進みました。

 

10/7夜に息子から「選ばれた!」と連絡あり

家族で早朝お台場入り🚗💨

サブ会場の大きなスクリーンで前半5組の発表を見て

息子より前はすべて流暢な英語発表で圧倒されしまい

後半は娘と科学未来館の展示物を楽しみました。

 

終わってみると

英語と日本語半々の発表だったよう。

10組の発表者全員が何かしら受賞できるので

無事に発表終わって良かったねとホッ。

 

その後会場で行われたオリィ研究所

オリィさんの講演がとても面白く

魅了されっぱなしの1時間。

(この講演を聴くためだけに

お台場に行っても良かったくらい。)

 

面白かったねと言っているうちに

閉会式と表彰式が始まり

次々とスクリーンに映し出される受賞者。


まずは優秀賞6組。→あれ。息子が呼ばれない。

次に審査員特別賞2組。→まだ。まさかね。

残りの賞はふたつ。

科学技術振興機構理事長賞。→えぇっ!?

最後のひとりになって…

まさかの大賞を受賞しました。

 

他の発表者に圧倒されっぱなしだったから

息子の何が良かったのか分からない。

本人も頭真っ白という感じでステージに現れて

「忘れられたのかと思った。」とスピーチ。

 

根気よく熱心に指導してくださる高校の先生と

大学の教授と共同研究者であるクラスメートに

感謝感謝です。

ひと晩経っても信じられなくて

家族皆がボーっとしています。

 

なぜ息子が?と不思議でしょうがないのだけれど

振り返ってみると…

今回の発表は日本語でも英語でもどちらでもよく

よどみなく話せなくても

発表原稿を暗記していなくても

「自分の研究の面白さをどれだけ分かりやすく

伝えられるか。」が大切だったのかなと思います。

(全然違うかも…)

 

それから社会的な意義も。

メカニズムが解明されていない

不思議な化学現象を研究しているので

どのように世の中の役に立つのか

ハッキリとは言えないのだけれど

最後に会場から良い質問が飛んだおかげで

何とか伝えられたかなと思います。

 

他にもいくつもの幸運が重なっての受賞でした。

もしあの時と考え始めるとキリがないくらい。

しかも他の受賞者と比べて練習不足は明らかで

発表原稿を用意せずもちろん暗記もせず

今思い出すと冷や汗もの。

ホテルでもさらには発表直前も

ステージ裏でスライドを直してたって

今朝聞いて倒れそうでした💦

 

何はともあれ良かった。良かった。

昨日は娘が受験した英検の解答速報もあり

サブ会場で休憩中に答え合わせをしたのだけれど

無事一次試験合格しそうなので

こちらもホッとしました。

 

今日からまた新しい日の始まりです。

まだ高2なのでさらなる飛躍を目指して

遅くまで実験の日々となりそうです。

高校と大学にこれまでの恩返しができればいいな。

そしてこれからもどうぞよろしくお願いします

という気持ちでいっぱいです。