最近、バタバタ…と書いてましたが
命のカウントダウンが続いています。

一匹は先日書いた黄疸でまくりの子。

一匹は三度は三途の川を渡りかけた子
この子は一昨日旅立っていきました。

ずーっと野良で気高く、強く生きていたお母さん猫。
フラフラで死にかけているところを初めてさわって、保護して…
約3年前のその時既に腎臓が悪くて。
『通院治療できないならどうします?』というくらいだったのです。
だけど、ちょっと長めに入院治療して。
できる範囲で(家のなかだけど(笑)運良く捕まえられたら)通院
元気になって全く捕まらなくなって
それでも2年くらいは本当に元気で。

また弱ってきたら入院治療して。
できるだけお家で皮下に点滴して。
入院治療して。

スパンが短くなって繰り返していたけれど、だんだん数値が下がらなくなって。

本人が(珍しく)『いきかけてたからお釣りの猫生』的なメッセージを言ってて(^^;)

だから、彼女の性格を考えて
無理のない範囲で、お家治療して時間を過ごしていました。

賛否両論あると思いますが、家では
治療食を食べなくなって、やれることも少なくなってきたら
好きなものを食べてもらいます。

彼女の場合は、たまたまチビたちが離乳食時期で
興味を示してくれたので、それやそれに近いご飯をあげていました。

びっくりするくらい、催促までしてくれて(笑)

毛がパサパサになっておかしくない時期なのにツヤツヤになって(笑)

食べてくれなくなったのはさいごの2日間くらいかな。

でも流石、の気高さでした。

瞳が死なないのです。
弱らないのです。

真っ直ぐに強い視線を直前まで向けてくれていました。

静かに自分の命と対峙していました。
昏睡していないのに、です。

『さすがゴマさんだね』

そう声をかけずにはいられませんでした。


そして本当に最期の時。
彼女らしく、私が出かけなければならくて
さらに母が帰宅できる前の
ほんの30分ほどのあいだを選んで旅立っていきました。

母は後悔の言葉をあげていましたが
私は彼女が選んでいったと感じたので
逆に二人ともいない時間を作って良かったとさえ思いました。


昔ながらの気高い野良猫
という言葉が似合うゴマさん。
最後までかっこいい姿をみせてくれてありがとうドキドキ


今、キミの子の一人も頑張って生き抜いているよ。

『ありえないですよね』って言われてる(笑)
いつ命が消えてもおかしくない状態で
まっ黄色で真っ白で
でも生気に満ちてるのキラキラ
ご飯たべてるのキラキラ

やっぱり余命宣告をこえていこうとしてる。
さすがゴマさんの子。

迷いに迷ったけれど、今日ほんの数%にかけて
1回だけ、輸血してみるよ。

みていてね。