月と猫~動物たちと人との心をつなぐお手伝い~.。*♪・アニマルコミュニケーションがもっともっと広がりますように・♪*。.-CA3K02270001.jpg
久しぶりの更新になってしまいましたあせる
実は先週は3匹保護したうちの1匹の子猫が生命の危機になっていたのです。
 
現在は症状も落ち着き、とにかく大きくなってできること
(検査や処置)
を増やそうと毎日ハラハラしながら育児しています。
 
 
急変したのは月末丑三つ時と言われる時間あたり
明け方に夜間救急の動物病院に向かいました。
 
本来福岡の夜間救急は5時まで
ですが、かかりつけ病院があく朝まで待てる状態でなかったからです。
 
ミルクをあげたあと吐き気→下痢
そのあと一時的に回復し、またミルクを欲しがって沢山飲んだので、安心していたとのことでした。
 
ですが、突然グッタリなり…
車に乗せた時には何の反応もない状態でした。
 
母に『生きてる!?』と何度も確認するほど。
 
病院につくとすぐに検査
 
体温。ウイルス。血液。反応…
 
体温も通常より低く
血管もなかなかとれない。
そんな検査のなかでもほとんど反応がないわけです。
 
しかも、恐ろしいことに
【パルボ】がものすごく薄くはありますが反応が出ていると言われました。
 
【パルボウイルス】
ワクチンを打っていれば、そうおそれることもないし
体力がある子なら助かる可能性もある。
ですが、1歳未満や老体で感染すると助かる確率は1割あるかどうか…
そんな病気です。
 
以前、うちの先住犬もえさんが捨てられてすぐに
パルボにかかった時にきいた説明がすぐさま蘇りました。
 
しかも感染力がとても強い…のです。
 
家にいる沢山の猫たちの姿も次々出てきて
不安に押しつぶされそうになりました。
 
でも今は目の前にいるこの子。
 
助かるのかどうか…
 
血液の詳しい結果がでました。
肝臓の値が振り切れていました。
 
それに私たちの説明をあわせて考える先生。
 
【門脈シャント】が疑われます
 
そう説明をききました。
 
濾過されるべきアンモニアが濾過されずに体中を巡ってしまうそうです。
 
本来ない血管(バイパス)があるんだとか。
 
でも,小さいので確認も処置(手術)もできない…と。
 
今できることは血中のアンモニアを薄めること。
 
あとは生命力にかけるしかない。
でも瞳孔の反応も薄い…
 
そんな状況でした。
 
 
そして朝まで点滴…
 
点滴を始めて2時間ほどたったころでしょうか。
検温を嫌がってくれたそうです!
(私は席を外していました汗)
体温も1度上がってきていて…
場が明るくなったとききました(笑)
 
その後かかりつけ病院に移動。
パルボの可能性があるため、ほかの患者さんがいない時を狙って診察室へ
 
再度検査が始まりました。
 
でもね
 
全然に嫌がるんです!
大きな声だして暴れてくれるんです!(笑)
 
それすら嬉しいんです(笑)
 
しかも☆
 
 
なんと!
 
パルボマイナス!!!!
 
 
症状と結果をみる限り擬陽性だったのでしょうとのこと。
 
肝臓の値も通常に。
 
経過観察になりました。
 
もしかしたらまたミルクを飲ませたら、症状がでるかもしれませんと。
 
それでも飲ませないわけにはいかない。
 
とにかく帰ってすぐ飲ませて、注意深く観察してくださいと言われました。
 
もし症状がでたらトンボ帰り。
でもできるのはやっぱり対処療法だったでしょうがあせる
 
 
経過としては順調です。
 
あれ以来、離乳食はこわくて食べさせていませんが
ミルクはよく飲むし、兄弟と遊ぶ元気もあります。
 
ただ離乳食に全く興味を示さないのです。
ちょっと不安かなぁ…
 
まだミルクのたびにドキドキもしているし(苦笑)
 
大きくなっても猫の門脈シャントの処置は難しいときいたし汗
(自然になくなる可能性もあるそうです)
 
 
でもでも
とにもかくにも
今は無事命を繋いでくれて、元気な姿を見せてくれているこの子に『ありがとう』ですキラキラ
 
 
画像はかかりつけ病院で検査が終わった後。
疲れてブルーになってる姿です(笑)
私たちもスタッフさんも思わず笑ってしまいました(^^;)